今朝の沖縄タイムスの報道によれば、米国の環境NGO「ミッション・ブルー」が名護市辺野古・大浦湾周辺海域を世界で最も重要な海域「ホープ・スポット」に新たに認定した。この海域は東は名護市天仁屋から西へ宜野座村松田沖までの44,5平方キロの海域。
地球上のホープ・スポットは110カ所以上が認定されているが、国内では初めてだという。ジュゴンなどの絶滅危惧種262種を含む5000種以上の生物が棲む多様性豊かな海域だ。
ホープスポットを申請したのは日本自然保護協会、ジュゴン保護キャンペーンセンター、へり基地いらない二見以北10区の会など11団体で申請。自然保護協会の安倍真理子さんは「(新基地建設が進む)逆境を覆して、次の世代に残していきたい」と話している。
こうした流れを活用して、世界的な環境保護の重要性を是非とも伝え、政府の蛮行を悔い改めさせていきたいものだ。人々は海の中を覗くことはなかなかできない。しかし地球に海ができたからこそ、生物が生まれ、人類も誕生したことに思いを馳せるべきだろう。