2024年10月5日(土)晴れ 辺野古
月初めの土曜日、オール沖縄会議は、集中行動をやっている。
私は遅れた。
フェンス沿いの警告盤 11:09
11:15 なかなか派手な宣伝物が並べられていた。
11:16 昨年12月のクリスマスコンサートの際に集めたものらしい。見覚えアリ。上はキャンプシュワブの兵舎。
もう一度使っているのか。
よく見てくださいね。「もう血は見たくない」。NO WARだよ。11:16
PEACE 黄と青と緑 中々芸が細かい。11:17
しかし平和は叫ぶだけではもたらされない。戦争は単純(ともいえないか)。平和は複雑。簡単ではない。苦労を共にする以外ない。
私が撮るのは、1枚バッチリばかりか。周囲も入れている。11:18
「愛と平和」と書こうとしている。筆が揺れている。11:18
11:18 「みんなが笑顔で」に光が当たる瞬間に撮りました。お隣をよく見なかった。右下はよくわからない。
「糠に釘」といいますが、「何故か?」を考えて欲しい。日本政府は「辺野古が唯一」といいますが、「米国が唯一」だから…。
ここを打破できずに、私たちは前進できない。マヨネーズのような岩盤でもネ。
ここで、「写真展どうでしたか?」とお声をかけていただいた。ありがたい。400名余り観てくださり、成功でしたと報告させていただいた。事前にチラシを配っておいた効果があったようだ。沖縄から津市まで行くの、無理だろうが、気に留めていただけたことに感謝です。
会場に入る。
太陽と風が織りなす光景。11:23
嘉手納爆音訴訟と辺野古新基地建設反対と、沖縄を再び戦場にさせないのトライアングル。
晴れているとこういうことができるのだ。
平和市民連絡会の北上田毅氏。大浦湾に海底の岩盤調査船が入っていることに注目と。然り、然り。11:24
彼の推測によれば、土建業者が、軟弱地盤での工事が可能か否かを疑って入れたのではないかという。なるほど、ありうるかも。この結果がどう発表されるか、再び隠されるのか、工事の行方はわからない。軟弱地盤であり、工事そのものはどうなるかわからないのだ。
しかし私が懸念しているのは、プチ飛行場に計画が変容することだ。辺野古側埋め立て地を基礎に大浦湾側の埋め立ては最小限でできるのだ。これをもっと、私たちが検討しておかなければ対処できない事態が生じるだろう。
国会議員、予定候補者が並ぶ。話すのは屋良朝博氏。沖縄3区。立憲民主党。11:33
衆議院選挙が近いのだから、「糠に釘」の連中(政権・自公等)に対して、もっと突っ込みを入れて欲しい。
「沖縄が再び戦場になる」ことが想定された基地建設を許さないのは、理の当然だ。争点の1丁目1番地だろう。
11:34
屈みながら撮っていると、こんなものが目に入る。11:36
私はよそ見しているわけではない。自然への共感能力を高めたいのだ。
県議会与党会派の皆さん。11:36
話すのは渡久地修さん。日本共産党。
沖縄県女性団体連絡協議会伊良波純子会長。昨年12月以来勃発している米兵による性暴力事件について県民大会を開催したいと各界に呼びかけてきたが、放置されたままだと。11:41
問題は保革をこえたことであり、人権問題だ。
どうも自公はもみ消しをはかりたいのだろう。彼らからすれば、1995年の少女への性暴力事件が、時代を画する大きな闘いになっていったことを恐れているのだろう。
宣伝カーと、キャンプシュワブのゲートと、積雲。11:45
私たちは、せめぎ合いを再び作り出さないとならないだろう。
最後に発言に立った、具志堅隆松さん。イスラエルの大使が沖縄県に面談を求めてきて、それに副知事が応じたことを批判した。今イスラエルがやっていることを見たら、沖縄県が面談することはならぬはずだと。断って欲しかったと。11:48
事態をみていたら、とうぜんそうだろう。平和を希求しているはずの沖縄県がイスラエルに寄り添う余地はあるまい。
集会の締めは、「団結頑張ろう!」。11:53
11:53
集会は約650名が参加したようだ。ちょいと少なかった。
テントの上も、キャンプ・シュワブだ。2重のフェンスの奥に統合軽戦術車両がならんでいる。11:59
車両の屋根に付いている箱は銃座・防護板だ。
沖縄高等専門学校入り口のバス亭でバスを待つ。12:06
グリーンの柱はクレーンだ。いよいよ高圧線地中化工事は大きな鉄管を挿入しはじめたのだろう。高電圧の電線を地中に集約する鉄管だ。
地中化作業現場、高圧線鉄塔、キャンプシュワブへの変電所。12:06
私は今後の作業を凝視していきたい。