ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

やるべきこと多いのにねぇ(20210413)

2021年04月13日 | その日暮らし

 今やるべきことが溜まっています。しかしそれよりも優先しなければならないことがあります。申し訳ありません。ボチボチね。

 そんなわけで暇つぶししか書けません。昨日のことです。買い物帰りに、近隣の方とお会いしました。何やらデカイ包みをお持ちになっていた。「月桃の葉でしょう」と話しかけた。そしたら「月桃茶をつくるんです」と応えがかえってきた。「その辺にも生えていますね」と言ったら、苦笑いされていた。

 これは地域の自然であり、地域の文化だなと合点がいった。ネットでひいたら、月桃茶の作り方でていた。私もやってみようと考えた。

 腐ることばかりじゃたまらないし、お金をかけずに、楽しめるのはいいね。石垣島にはどうしてもお金が掛りましたが、成果も上げられた。腐っているもんだから奇妙なドジをして一瞬焦りましたが、大丈夫。善後策を数分で考えて方針を出した。いやね、宿への帰りのバスに行かれてしまった(乗り遅れた)。さぁどうするといっても、応えは3つしかない。①ひたすら歩き辿り着く(徒歩行程20km余り)。②前進しながら、飛行場からバスターミナルの路線にバス乗車(徒歩行程約12km)。③来た道を戻って別の最終バスに乗る(徒歩行程約6km)。雨が降りそうだからと③に即決。2時間掛けて出発点に戻った。予想通り雨の中、暗くなる中バス待ち1時間。帰り着いたら20時を過ぎていた。

 一日11時間30分歩き、約50000歩。体力は余裕だったが、こうしたとき気落ちしたらいかん。午前中にカンムリワシと至近距離で出会い、撮影に夢中になりすぎた。でもこうしたチャンスをいかさなければ、何しに石垣に行ったのか分からない。確かに細かい配慮にかけていた。

 こうしたことは一人だからできること。誰か同行者がいたらできないことだ。誰かと行けば誰かとなりの行程になる。果たして石垣島にカンムリワシは何羽いるのだろうか。崎枝地区で見かけたのは2羽と数個体の声。島全体のことは分からないが、100羽もいないのではないか。西表島に多いと聞くが。石垣島の山域の中央南側に基地建設が行われているのだ。この影響はどのくらいあるか、不確かだが、ないわけがない。ミサイル部隊は島中を展開するようになるのだから。展開可能な空き地(でかい人工の壕など)が必要となるのだ。森を壊すな! カンムリワシも冗談じゃないと言っているだろうが、島人も言っている。

 普天間返還合意25周年(1996年4月12日から)だというが、聞えてくるのは「辺野古が唯一」。自然を壊したいだけ壊して、利権に群がる連中がオキナワに再び戦争の火種を広げている。沖縄から見ていれば、この国の腐った性根がみえてくる。普天間基地の返還は、このままではありえない。辺野古では普天間基地が有している基地機能がないからだ。更に軟弱地盤が広がり、計画通りの設計も無効となるだろう。わかっちゃいるけどやめられないようだ。

 腐れ政権を倒さなければ、先行きが見えない。これは沖縄だけじゃない。福島も汚染水を垂れ流すと本音がでたし、コロナ禍で全国的にてんやわんやだ。自分たちの儲けのことしか考えていない政権を替えなければならない。4月末の広島、長野、北海道の国政選挙に先ず注目だ。沖縄ではうるま市長選(2021年4月25日)が重大だ。

 私たちひとり一人は何をできるのだろうか。問題はここだ。ここを考えたい。考えなければなるまい。



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