ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

辺戸岬まで行ったのだった(20201104-②)

2020年11月07日 | 沖縄島北部
 2020年11月4日 晴 高江のN-1ゲートを11時頃スタート。この際だから、辺戸岬経由で帰ろうとなった次第。お天気に恵まれたし(風が強いが)、自分の急ぎの仕事もなくなったので、行ってしまおうと。もっとも徒歩でないから、他力本願なのですが。
 11:48 辺戸岬に到着。2002年5月以来のことだ。それだけで感激。
荒々しい岩場だ。波しぶきが飛んでくる。11:49
私は一人で周辺を歩く。観光客がいる中で、犬との散歩は制限されてしまうから、大変だ。
「祖国復帰闘争碑」11:50
観光客の中にこの意味が分かっている人がどれだけいるのだろうか?
私は「祖国復帰闘争」なるものを評価しがたいと考えるのだが、他に如何なる選択肢があったのか、これは難しいことでもあっただろう。今だからそう言える私。今だから、こうなったとも思うのだ。
ちょっと海に身体を向ければ、波・塩が飛んでくる。カメラ、ヤバい。あとでフキフキするしかないのだ。11:51
レンズに塩が付いたが、雲が吹き飛ばされて明るくなった。11:52
南側。ダイナミックな波の動き。砕けて、砕けて、砕けてと、相互に影響し合う波の力。11:58
アップで撮ればこうだ。11:58
切れの良い波の力に乾杯!
断崖絶壁。12:00
北を見る。海が分断にあらず、繋がりを求めているのだ。12:11
正面が与論島(鹿児島県)。ここから約20km。復帰運動の時、宜名真から船を漕いで(動力船だろうが)、27度線を越える分断線を超えようとしたのだ。「日本国」は、まだ遠いようだ。12:13

  感慨を胸に秘めつつ、辺戸岬をあとにする。12:15


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