ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ブルービーチの波、静かだったが…。(20241216-①)

2024年12月17日 | キャンプハンセン・ブルービーチ

2024年12月16日(月)曇り

 ゆっくりと家を出た。「喜瀬武原(きせんばる)入り口」に12時前に到着。場所は金武(きん)町。米軍演習場キャンプ・ハンセンに向かう入り口でもある。

 先を急ぐので、歩きながら食べた。走るように歩いた。下って、登って、下って、登る。そして下る。曇り空。13時30分頃、金武湾側からヘリの音が聞こえてきた。ブルービーチに直進せず左折。

 

13:32 音は聞こえど、ヘリは見えず。曇り空にも赤は映える。

13:39 平安座島(へんざじま)をバックに米国空軍(多分)のHH-60ヘリが飛んでいる。救難ヘリだ。

13:42 同じヘリが海上を旋回し訓練しているのかと思ったら、こちらは(金武湾上空)米国海兵隊のCH-53大型輸送ヘリ。2機。別の機種だった。

14:06 ブルービーチを目指し、同演習場ゲート前へ。左奥。

いつも書くのだが、公道側に「止まれ」の指示がでている。米軍優先の道。右からの道はキャンプ・ハンセンに通じているが、これは防衛省が管理している軍用道路だ。「オキナワ」らしいふざけた道だ。

14:07 前の写真から右へ90度ずれた。右奥がブルービーチ演習場。誰も居ないようだ。

私はここを右折する。まっすぐ行くと、トイレとベンチがあるが、通過。先を左折。

14:23 くねくねと行くと、ブルービーチの隣の浜に出る。金武湾を挟んで、宮城島と左が伊計島。ここから伊計島まで約8km。宮城島で辺野古への新基地建設のための土砂搬出が始まった。抗議行動も連日行われている。

14:26 川ひとつ挟んだブルービーチ演習場。やはり誰も居ない。

HOS・Resolutionの影も形もない。来てないのだ。

しかし、いないとわかることが一つ前進だ。

地元の方の話では、午前中はここで演習をしていたという。

14:33 手前の岩場に咲くホソバワダン。冬の花。

14:33 右手の平安座島を見る。石油備蓄基地がみえる。ここから約9km。視界が悪いので、詳細は次回考える。

14:38 宮城島の手前を土砂運搬船が行く。

15:00 さてさて西を向く。これが今日の第2のターゲットだ。新基地建設の前提となる大浦湾の軟弱地盤を固めるでかい作業船。サンド・コンパクション・パイル工法船。高さ約70m。ここから2km先に停まっている。こんなのが沖縄島に来ているのが現実だ。許されないことだ。

15:06 金武湾上を飛ぶCH-53ヘリ。

15:08 近くの岩場に生えるコウライシバ。立ち上がって目の高さにあるので、撮りやすい。

15:29 演習は行われていないので移動する。右が平安座島(最高点115m)。左が宮城島(最高点121m)。

15:34 海岸沿いの細い道を西へ。ここで行き止まり。浜に下りないと前進不可。

この先は沖縄電力の敷地になるので、戻る(行ける道あるが、今日は遠回りになるようなので)。

15:59 一旦戻り、北西へ、沖縄電力金武発電所をめざす。途中で振り向くと、CH-53大型ヘリが飛んでいる。後部ハッチを開けて飛んでいる。

16:07 ブルービーチのヘリパッドに着陸するCH-53。

この先は②で。



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