ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

今日はショッキングな情報が飛び交った(20210820)

2021年08月20日 | 米軍/自衛隊

 本日(20210820)の沖縄タイムスに、LCAC(ホバークラフト上陸揚舟艇)2隻が18日夜、19日16時30分頃から18時頃、沖合のドック型揚陸艦から辺野古のシュワブの浜に上陸訓練をしていたと報じられている。

 こいつの上陸演習は、すさまじく、水しぶきや砂を激しく巻き上げる。遠方から、一瞬の音だけで、これだと断定できるのだ。報道には詳細が報じられていないが、甲板に何を乗せていたのか、何が上陸したのか、およそ不明の記事だ。今年の2月にも辺野古で行われているが、このときも私は居なかった。

 米国海軍・海兵隊のLCACの訓練が辺野古でも常態化するのか、する可能性が高いだろう。従来はブルービーチで行われてきたが、米軍は辺野古の新基地建設の前にあたらな訓練を加速させたいのだ。米軍容認の強い辺野古ならば可能だとふんでいる可能性も高い。

 名護市や名護市議会へ抗議の声をあげ、この国に、集落に近い場所でやるなと強く訴えるべきだ。こうした流れは基地建設とセットの動きであり、近くのヘリパッド撤去の闘いと併せて取り組むべきだ。新たな容認は次の容認を生み出していくだろう。

 また琉球新報にもっととんでもない情報が出た。うるま市の陸自の勝連分屯地に対艦ミサイル部隊を2023年度に配備するというのだ。いよいよ琉球諸島全体を対中最前線に組み込むものだ。このままいけば、再び沖縄全域が最前線に組み込まれ、戦場になりかねない。沖縄は、断じて許さない闘いを組織しなければならない。今や新基地建設反対だけの問題ではないのだ。オール沖縄勢力は深くこのことを自覚して戴きたい。

 宮古島の弾薬庫に8月28日にも対艦ミサイルや対空ミサイルが運び込まれようとしている。全沖縄とは、沖縄島だけの問題ではない。与那国島から沖縄島まで。否、九州から北海道までの全日本すべてが対中戦争に囲い込まれつつある現状を、冷徹に見なければならない。

 



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