ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】沖縄島は今、凄く、いい天気です(20230603)

2023年06月03日 | 沖縄暮らし

おはようございます。2023年6月3日(土)撮影日よりです。

 しかし東京のためのレジュメ作りに追われていて、出かけられそうにない。どうしよう!? 台風の直前と直後のメリットは確かに十分にある。工事現場は、普段被われているシート等がはずされているからだ。中を撮りやすい。

 レジュメ作りは悪戦苦闘。2本目最終局面に入った。色々と考えると悩ましいことばかりだ。分からないことを整理することが肝心だ。もっと一人一人が悩み、考え、議論する文化をつくりあげるしかない。ヤマトンチュだって、何だって、今、言うべきことを言わなければ、禍根を残す。ただ歴史を弁え、仁義と信義を私は踏まえたい。

 そうは言ってもどうしても躊躇する。しかし、「沖縄を戦場にしたくない」を共通認識にするならば、老いも若きも、沖縄人も日本人も、様々な外国人も新たな一歩を踏み出そう。また、沖縄県が平和外交の展開を始めた。

 私は撮影現場でたまたま会う人々と、話しあう努力を重ねている。例えば嘉手納道の駅とか、宜野湾市の嘉数高台公園、ホワイトビーチの児童公園などで。そのためのテキストの作成にとりかかっている。これまで出会った人たちの疑問・問いかけを意識しながら作っている。最初から完全版ができるわけがない。徐々にリニューアルしていけばいい。

 平和ガイドは、過去形の場所が圧倒的だろう。こちらは現在進行形。もちろん繋がっており、繋げていきたい。私としては全部繋がっており、全部繋げたいのだが、無理だ。今、現場を直視する中から、何をつかみ出せるのか。「平和とは戦争、戦争とは平和」であって、水と油のように分離できない。だからこそ「平和のために」と言うだけでは無力だ。奴らは「平和の為に」と言いながら、戦争を準備しているのだ。「命どぅ宝」もいい(ナイス)。しかし兵隊に銃を突きつけられ「出て行け!」と追い出された人たちにとっては、後の祭りだった。そうした魂との邂逅の中から「命どぅ宝」を今に蘇らせることができるだろう。具志堅隆松さんのように遺骨を掘り続けることは貴重な営為だ。

 今年の6・23に向けて今年も全戦没者(国名を問わず「平和の石礎」に刻銘されている人々)のお名前を読み上げるプロジェクトが始まっている。それも素晴らしい。私も応援したい。でも私は私の方法論を作りあげたい。一人一人が始めよう。できることから。

 今、「悪魔」を培養している連中と、闘わない限り、ジェンダーフリーを押しつぶそうとしている連中と闘わない限り、あらゆる差別を振りまく連中と闘わない限り、「命どぅ宝」は押しつぶされる。「悪魔」とは差別する心であり、差別を生み出すマシーンだ。差別をふりまくところに私たちが求める《平和》はない。ありえない。差別とは、他者を貶め卑しめ、攻撃していいとする心。

 昔も今も、同じように庶民が差別し、殺し、殺されていく。私たちは如何に生きるのか?



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