本日(20210728)の沖縄タイムスの報道によると、普天間基地所属のAH-1W対地攻撃ヘリが宮崎県串間市崎田の農地に27日8時45分頃不時着した(9時25分頃110番通報)。人的物的被害はないようだ。27日僚機のUH-1と航空自衛隊新田原基地で給油を受けて飛び立ったようだ。
なお、新田原基地から串間市崎田の現場まで南へ約80km。通常であれば20分から30分の距離。海兵隊の説明では警告ランプが鳴り緊急着陸したようだ。
このヘリが何のために来ていたのかは不明だが、7月26日に数機の米軍ヘリが新田原基地に居ると九州防衛局から宮崎県に連絡が入っていたようだ。だとするとUH-1とのツインでの飛行でもあり、演習に来ていたのだろう。九州には演習場は幾つもあり、可能性は高い。関連情報があると行方・目的を追えるのだが。
それにしても「予防着陸」であれ、県外・沖縄を問わず、農地を占拠され蹂躙されてはたまらない。米軍当局は原因究明/公表をしっかりとやるべきだ。
以下は参考(20210210既報)
2021年2月10日午後ホワイトビーチのヘリポート
左後方からAH-1Wが旋回し、着陸態勢に入る。後方右はドック型揚陸艦マスト。15:40
下りる。15:41
続けてUH-1も下りてきた。
なにやら2機のヘリ乗員が打ち合わせ。15:59
機首とテールローターに防護(防潮)具を装着。16:39 このあと前の機銃にも装着した。
再びUH-1が来た。こちらに全員乗る。17:38
飛び立つUH-1。普天間方向に向かった。17:40
この時は、緊急着陸でも米軍基地の中だったため、私が各社に連絡したが、報道されていない。
不具合が起きての着陸、予定外の着陸だ。