今日のニュースを見ていたら、宮崎駿監督が『風立ちぬ』を最後に引退されるとのこと。私はジブリ作品との付き合いは決して古くなく。『紅の豚』などがつくられたころは宮崎駿氏そのものを知らないという無知ぶりだった。『千と千尋の神隠し』の頃は、宮崎監督の力量に魅惑せれ、劇場に足を運ぶようになったばかりである。もう少しがんばってほしいという気持ちがある反面、「人は引き際が大事」という私自身の「哲学」もあるので、複雑な心境だ。私も、まもなく65歳。若いつもりでいても、やはり判断の間違いなども生ずる年齢になっているし、体力面でも以前のようにはいかない。監督の決断は、それはそれで良しとしなければならないのだろうか。次に続く才能にがんばってもらいたい。
九戸村(くのへむら)の八戸道九戸インターチェンジ入り口近くに、道の駅に併設された「オドデ館」という施設があり、産直や食堂がある。昨日は、午前中「しんぶん赤旗」の購読の勧めをして、午後から中古農機具を見に二戸へ出かけるついでに、この「オドデ館」の食堂で昼食をとった。メニューを見ていると「ひっつみ定食」(700円)があったので頼んでみた(写真)。ひっつみ自体は“まあまあ”だが、入っている野菜がカッターを使ったものらしく感心しない。それでも、真ん中に海老が1匹乗せられていて豪華な感じ。ご飯は、イナキビを焚きこんでありこれは美味しかった。ニンジンやゴボウが手作業で作られていたらもっと見た目も美味しいのではないだろうか。
ところで、何で「オドデ館」なのかというと、折爪岳に住むフクロウの形をした神様なのだという。建物の前にその石像が立っている。