山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

刈り取りの準備完了

2013-09-22 15:22:29 | 農作業

 本日午後3時までかかって、明日のコンバインでも刈り取り作業の準備を終えた(写真)。ノコギリ鎌で手作業で刈り取り束ねたイネを8~9束ロープで結わえ立てておく。穂が濡れないようにするためだ。3枚で合計50㌃分を明日刈り取る手はずだ。今の最新式のコンバインは袋に入れるのではなく、直接積載用の仕掛けを積んだ軽トラに送り、乾燥機にじかに入れてしまう。おそらく50㌃は昼前に刈り取ってしまうだろう。刈り取りが終われば、明日は午後からワラ立てをし、翌朝に乾燥機から取り出す「コメ出し」がある。ワラ立ては、畜産家にワラを提供する代わりに牛堆肥をもらうためで、すでに田んぼ近くの空き地に約5トンの堆肥が届いている。刈り取りの終わった田んぼのワラを立てて乾燥し、畜産農家に引き渡すのである。これが終わってようやく稲作を一段落。来年の準備に入るのだ。昔ほどではないが、やはり手のかかるものである。


ミゾソバが咲いている

2013-09-22 07:22:16 | 自然

 昨日で稲刈りの第一弾である、もち米の刈り取りと「ハセ」架けを終わった。最近では余り使われなくなったバインダー(「自動刈り取り結束機」というのだそうだ)の後をついて歩き、コーナーで方向転換をつるのは結構理からもいる。何せ物が20数年以上も前の機械で、作業開始前の点検を頼んだ業者は刈り取りの歯などに油を送るポンプが故障しているとのことで、今回は手差しで油を注いで乗り切った。しかもおとといは、刈り取りを始めて2周目でまだ乾いていない部分にはまってしまった。足場を運んで何とか抜け出したが、それで1日目の作業がだいぶ遅れるはめになった。

 作業の途中で、田んぼの間いの堰を見るとミゾソバの花が咲いていた。ミゾソバはタデ科の1年草で、日本各地の水田や溝に生える。花がそばに似ているが、ソバが出来るわけではない。アカマンマなどといっしょの時期に咲く秋の花の一つだ。写真はスマホで写したものなので、花はあまりはっきり写っていない。

 明日、依頼してあるコンバインが入るので、コンバインの旋回が可能なように田の四隅を刈り取る作業をする。これは、稲刈り用のぎざぎざのついた鎌でやるまったくの手作業。今年のコメ作りの作業はあと少しである。