日に日に秋の深まりを感じる今日この頃である。わが家の田んぼも黄金色に変わり、間もなく稲刈りとなる。8月の最終日に水を落としたので、かなり田んぼが固まってきている。以前はこの加減が良くわからないので、稲刈りの2週間くらい前に水を落としたりしてコンバインのオペレーターに苦労をさせたが、今年はおそらく「ばっちり」だろうと思っている。さて稲刈りだが、私は9月21日~23日のどこかを考えていたが、コンバインのオペレーターをやっている農業青年は、9月28日、29日あたりでないかという。29日には太極拳の行事があって、妻と義妹の都合が悪いので28日も29日もダメ。かといって30日というわけにもいかない。さてどうしたものか?17日には、稲作指導会があるらしいので、話を聞いたうえで決めようかと思う。
いずれにしろ、日程が決まったら田んぼの4隅をコンバインの旋回スペースだけ手刈りをしないとならず、さらに10㌃分は「もち」なのでコンバインでは処理できないから、手刈りとバインダーでの作業をし、「はせ」に架けて天日干しする。1ヵ月乾燥させて脱穀は11月のはじめの予定だ。
昨年まではうるち米は、自家消費と縁故米で消費するだけだったので貯蔵スペースの半分が残り、収穫前に「古米」で安く売っていたが、今年は月90㌔の供給契約を町内の特別養護老人ホームと結んだので、次の収穫までにほとんどなくなってしまうと予想させる。それで来年は、もち米を植えた10㌃分にもうるち米を植え、さらに20㌃分を復田して栽培量を増やそうと思っている。以前は“減反”とやかましかったが、役場農林課も“おおいにやってください”と言っていた。そういうわけで、色々と忙しい秋である。