昨日(2日)、大震災・大津波の被災地に米を届けてきた。2012年産米の内、うるち米は昨年、秋に2011年産米と合わせて約600㌔を被災地支援に使った(共産党に配分を依頼)。残りの分は町内の特別養護老人ホームから給食用としての発注があり、これまで450㌔を納めたので、残りはあと50㌔位しか残っていない。調べて見るともち米が精米して120㌔ほどあるので、最後の特養への納入分(90㌔)と一緒に精米を依頼した。ところが、業者の手違いで「もち」と「うるち」を一緒に精米してしまい、6対4の割合の混合米が210㌔出来てしまった。業者に苦情を言ったところ、特養への納入分は業者の自家所有米をまわしてもらうことになり、この210㌔をすべて支援に回せることになった。
そこで、岩手県内の被災地をもつ沿岸の宮古(宮古市)、東部(釜石市)、気仙(大船渡市)の3つの地区委員会に届け、活用してもらうことにした。ちょっと、お餅にするのは大変かもしれないが、「おこわ」だったらいけると思うと連絡を入れておいた。
妻の乗用車に7つの30㌔入りの袋を積み込み、午前8時に大野を出発、久慈で国道45号線に入って南下。10時少し過ぎに宮古地区委員会に着き。2袋を手渡す。ここでは、秋の彼岸に向けて活用したいとのこと。約1時間かけて釜石市入りし、東部地区委員会に2袋を降ろす。事前に不在はわかっていたので、倉庫に置いてきた。さらに南下し、大船渡入りし道の駅・三陸で昼食。昼食を済ませて大船渡盛り駅近くにある気仙地区委員会事務所に3袋を渡す。ここは大船渡市と陸前高田市が大きな被害を受けており、他の2地区より多めにした。気仙地区で冷たいお茶をごちそうになった後、45号線をとって返す。釜石を過ぎて、大槌で45号線から大槌市街に入り旧大槌町役場を訪れ、その様子を写真に写した(冒頭の写真)。
この日は一日雨模様で、写真撮影もこれ1枚であった。往復10時間の車の旅となった。午後6時少し前に帰宅。