先日のブログで、ボクが40代に阿賀町で単身赴任生活を送っていたことを書きました。実は単身赴任生活の3年間、ボクはアパートのお風呂にはほとんど入らず、阿賀町内にある温泉を日々利用していました。割引券や回数券を使うと、1回の入浴が200〜300円くらいでしたからね。単身赴任の3年間で、ボクは一生分の温泉に入ったのではないかと思っています。
先週のこと。約20年ぶりに阿賀町を訪れ、七名温泉「七福荘」で温泉に浸かりお蕎麦を食べたことを記事にしました。実はこの時、阿賀町の温泉にもう一箇所行ってきたんです。それがここ。阿賀町の鹿瀬地区にある「かのせ温泉・赤湯」です。
この赤湯温泉。前回紹介したの七名温泉などに比べると、ボクの単身赴任先のアパートからぐっと近くにあったので、当時は本当によく利用していました。少なくとも週に1回は間違いなく通っていましたね。ボクの「阿賀町温泉利用頻度」では第2位にランキングされていたのが、この赤湯です(1位ランキングの温泉は今回行かなかったので、また数週間後の記事で紹介しますね)。
阿賀町の中心地である津川から、国道459号線を車で走ること10分ちょっと。キャンプ場やコテッジなどの施設が整う、阿賀野川近くの自然豊かな鹿瀬の地にウッディーな建造物が見えてきます。
玄関を入ると、本当に「木材が有効に使われている」という印象の館内です。おっ!目に入ったのはこんなポスター。
こんなご当地ソングがあったんですね。まったく聞いたことはありませんけどね。ポスターの雰囲気からして、「The 昭和の演歌」って感じですね。ちょっと聞いてみたい気もします。
はい。毎度おなじみの「日帰り温泉パラダイス」の今回の割引は、タオル・バスタオル無料レンタルでした。入浴料金は500円です。
こちらの「赤湯」は、とても高温で熱いのが特徴です。単身赴任時代にも、ヒーヒー言いながら熱い湯船に浸かっていた記憶が蘇りました。もちろん「源泉かけ流し」です。
どれくらい熱いかという温度表示が、館内に掲示されていました。通常ボクらが入る家庭のお風呂は42℃ですからね。この「赤湯」の温度がいかに高温であるかがわかります。ヌルい方でも46℃、内湯の熱い方は50℃ですよ。
この日のこの時間帯、お客さんがボク以外にいませんでしたのでね。ちょっとスマホで撮影させてもらいました。これが内湯です。「赤湯」の名の通り、鉄分を多く含んだ赤というか茶褐色の濁ったお湯です。これが、熱い、熱い。
右側のこの湯船が、50℃の源泉かけ流しです。ボクは足の先っちょだけちょこっと入れてあきらめました。(笑)
こちらは露天風呂です。確か20年前のボクの単身赴任時代の最中に、この露天風呂ができたように記憶しています。「内湯はとても熱いので、ちょっとヌルめの露天風呂をどうぞ」みたいな感じだったのを覚えています。それでも46℃ですけどね。
はい。掲示されていた温泉分析表です。なんと!源泉は59.4℃ですと!鉄分を含んだ赤褐色の源泉は薬効もたっぷりで、一度入ったら「杖がいらなくなる」ほど元気が出る「杖忘れの湯」と呼ばれています。いやぁ〜温まった!というか熱かった!
風呂上がりに、館内2階にある食事処「花みず木」でお蕎麦をいただきました(またかよ!)。単身赴任時代にこの「花みず木」で職場の飲み会があったことも思い出しました。
う〜ん。お蕎麦はまぁ……。(七福荘の方が美味かったかな?)
だけど、阿賀町にはいろんな温泉がありましたよね。日帰り温泉は、いずれも一度は行ってみたのを思い出します。
私が当時好んでよく行った阿賀町の2つの温泉は、まだ出てこないので、またいつかここに登場するのを楽しみにしますね。
コメント、ありがとうございます。阿賀町の温泉訪問はとても1回では終わらないと思ったので、当時ボクが最も通っていたあの温泉(とあの蕎麦屋)は、次回にとっておきました。久しぶりに阿賀町を訪れ、とても懐かしかったです。もうあれから20年近く経つのですね。ビックリです。