10月10日 東谷の滝訪瀑記の帰り道です。
車の中で、走りながらおむすびをほおばる羽目になってしまい、やはり昼食は持って出るべきだったと後悔した。まだ帰るには早い時間だが、帰る方向に車を走らせる。途中見たコスモスの群生を撮りたかったから。
最初は神通谷川に沿った金泉地区だが、車を停められず場所を逃してしまう。こちらは本命ではないので、まあいい。そのまま走って、上分を通過して再び国道が山中に入ってすぐ、「名ケ平」のバス停近くに薄紅色にまじって黄色い花。キバナコスモスでないかと思っていたが、やはりそうだった。
決して大きな群生ではなかったが、レンズに慣れる意味もあっていろいろ撮影してみた。
実を言えば、レモン色をしたコスモスをキバナコスモスだと思っていたが、本当のキバナコスモスは、通常のコスモスとは花弁や葉の形が少し異なっているようだ。レモン色のコスモスはイエローキャンパスとかいう種類らしい。
この時点で2時過ぎ。後はまっすぐ帰るつもりだったが、国道沿いの夏子ダムが満水状態なのでダムに寄る。
このダムを上から見るのは初めてだ。放水ゲートのない、開口部のあるダムがどのように放流しているのか興味があったのだが、開口部のすぐ下辺りに取水口があり、そこから取り込んで放水しているようだ。開口部からは下流に滑り台のようなスロープになっているが、ここからあふれ出した水が流れるようになれば見物だろうと思った。
このダムの完成は平成6年。ということはこのダムの建設中を見たことがあるはずだが、記憶にない。大学時代、広島と山口の県境近くにある小瀬川ダムの建設現場を見たことがあるが、このダムも工事風景を見ておきたかったな。地図を見ると、このダム湖の中に平間ダムがあるが、調べてもこのダムに関する資料は見つからなかった。新しいダムによって水没したのなら関連記事があるように思うのだが。
香川県内に戻って香南町でコスモス畑を見かけた。例年見かける畑だが、天候もいいしちょっと寄り道。3時を回っているので陽もだいぶ西に傾いている。風が西から吹いてくるので、コスモスの花は東を向いてしまい、正面から陽のあたる花が撮れないのが残念だが、結構気に入った絵が幾つか撮れた。
帰宅したのは4時前。走行距離164km。万歩計の表示は2,689歩。これはまともに歩ける道がなかったせいで、実際の歩数はもっと多かった筈。荒れた斜面の登り降りと岩場歩きのせいで、久しぶりの筋肉痛を感じている。