10月16日 まぼろしの滝をもとめて おるいの滝 のつづきです。
おるいの滝から、未舗装の林道を4km弱進む。7月の工事の際に修復されたのだろうか、ずいぶん走りやすくなっている。最初に来た時には、雨の後轍に車輪を取られ苦労した覚えがある。普通車では入り込めない林道だと思っていたのだが、いまなら普通車でもなんとか通行可能だろう。
大きく開けた感のある、谷あいの斜面に見える樽の滝。ここには雨の後にしか来ない。普段の水量が乏しいと聞いているからだ。
私のすぐ後に来た、高知ナンバーのX-TRAILの方が、コンパクトデジカメを持って車を降りてきた。「この滝は紅葉時には本当に見事なのだが、その時期は水量が乏しい。厳冬期の氷瀑もいいですよ」と教えてくれた。山が専門とのことだが、このエリアのの事は詳しいらしい。少しお話しした後、登山道へと登って行かれた。
この滝の全貌を見るのは難しい。対岸の斜面からでは木に隠されてしまう。滝下からでは上部が見えない。崖をよじ登れば上部が見えそうだが、危険を伴いそうで行ってみる気にはなれない。
この滝は、先週見た東谷下一の滝に似ている。広がって優美に落ちる滝は、私好みである。
道の下側斜面にある花とススキを入れてみた。
撮った時にはもっとよく見えたのだが・・・。
この滝の魅力を写し撮るにはまだまだのようだ。道が整備され、お手軽滝になったので、何度でも再訪してみよう。
実はここでfacebookのプロフィール用写真を撮ってみた。セルフタイマーを使って滝をバックに入れた写真だが・・・。撮ってみると本当におっさんになったと思い知らされる。