3月25日 七折梅園よりつづきです。
七折梅園を後にして向かった先は、松山市御幸町。ここにある龍穏寺にあった十六日桜は第二次大戦中に失われ、その面影を残しているのが、先日訪れた高昌寺の孝子桜だと言われている。別の説ではあるが、この町内に二ケ所ある十六日桜も、龍穏寺の十六日桜の子だと言われている。
先に訪れたのは、松山大の弓道場のすぐ下、住宅地の一角にある桜。盛りを過ぎたあたりの、見頃なのだが、曇り空の下、今一つさえない。
一通り写した後、坂道を下って天徳寺へ。
幼稚園を併設したこの寺の入り口と奥に十六日桜がある。入口の桜はまだ小さい。門をくぐると幼稚園のバスなどの駐車場になっているが、何となく車を停めづらい雰囲気があるので、今日は車を置いて歩いてきた。
奥の墓地脇をぬけたところにある桜。目的の十六日桜は、下の白い方。この寺の十六日桜も、昨年に続いて二度目だが、物足りない印象が残ってしまう。
天徳寺を出て、別の坂道を登って車に戻る。途中にある不退寺の桜も見事である。
丁度昼時なので、車の中で昼食。今一つ映えなくても、桜を見ながらの食事もいいものだ。
そうしていると、晴れ間が見えてきた。わずかであるが、桜に陽があたる。急いでカメラを持って飛び出した。
少しの間ではあるが、十六日桜の表情が変わって、美しい姿を見せてくれる。
七折梅園に続いて、ここでもラッキー!
最後は陽に透かした花弁で一枚。こちらは割とうまく撮れた。
気分よく、次の目的に向かう。