天泊り渕を後にしてさらに林道を奥に進む。寄る予定だった滝の目印を見逃し、林道の分岐点に達してしまったので、そのまま進み、林道が川をまたぐところで「轟の滝」の標識。
車道からもかろうじて見ることができるが、近づいてみてびっくり。好みの滝である。水量が多いとまた別の姿を見ることができるだろう。
よく見ると滝の周囲に氷柱がみえる。右の写真は滝口の右岸側にあった氷のオブジェ?
取水用のホースや、木々伐採用の車両が見えたりするが、これだけ山奥だと、秘境の雰囲気満点で、楽しめた。
車道からすぐで、アプローチも踏み跡がしっかりしており、訪れやすいにもかかわらず、人気のないこの場所が気に入った。水量の多い時期にまた訪れたい。
元来た道を少し戻り、先ほど通過した分岐を杉地林道の方へ。約2km進んだところで突然建物が出現し、すぐ先の橋の脇に杉地の滝が落ちている。
桂さんのHPでは民家とあったが、到着したとたんに聞こえてきたのは12時の時報代わりのチャイム。いったい何の建物だろう?
滝前に降りると、丁度陽があたって虹が見えた。(下左の写真)
全景は木に遮られてみることが難しい。川に下りて出来るだけ引いて撮ってみたのが下右の写真。
右は川に降りて滝下段を見上げる形で撮ったもの。水量が少ないので今ひとつさえない感じだが、もう少し水量があれば見栄えのする滝だろうと思う。さらに木々が伐採されて上段を含めた全景を見ることができれば、と思うがこればかりは無理かも。
滝に近づくと、右岸にある白い塊が氷であることがわかる。滝巡りをしているとあまり寒さを感じないのだが、凍っているのを見ると、冬だなぁと実感する。
最後の写真は、途中寄れなかった花折れの滝。石神の目印さえ見逃さなければ、滝の場所は道路からでもわかる。小さいが綺麗な形の滝である。
これで今日の予定は終わり。上勝町には灌頂ケ滝を始め、まだ多くの名滝があり、未訪瀑の滝も多い。又十分に準備して、トライすることにしよう。
早朝からの行動で眠くなってしまい、途中20分ほど仮眠して後はまっすぐ帰路に。
253km 8,327歩 今年の訪瀑は十分な満足をもってスタートすることができた。