週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

灌頂ケ滝 初めての視点で

2013年01月15日 | 自然写真 滝

 月ケ谷温泉で十月桜を見た後、対岸に渡り、美愁湖(正木ダム湖)の南岸を走る。竹野さんのHPでみた湖南の滝を探して、それらしい滝を見つけるが、落石の為まったく姿が変わっているようだ。水量も少なくて滝らしい写真が撮れなかった。そのまま南岸を走り続けると、対岸にむき出しになった岩肌を見つける。大雨の後にだけ現れるまぼろしの滝かもしれないと思い、場所を覚えておくことにする。
 正木ダムを過ぎ、上勝小前を通過して山道へ。慈眼寺に向かうこの道では、メジャーな滝を見ることができる。

 山道に入って間もなく、不思議なオブジェが見えてくる。いつ頃からあるのだろうか、初めてこのルートを走った時にはなかったようにも思うのだが。この「淵神の塔」が「雄淵・雌淵」入口の目印となり、道の下を覗きこめば「雌淵」、遊歩道を少し行けば「雄淵」にでる。写真は淵神の塔と雄淵。
Photo

 私のすぐ後に、若いカップルが滝を訪れていたが、すぐに去ってしまった。この雄淵を訪れるのは初めてだが、思ったより立派な滝で驚いた。
 さらに道を登ると、正面の岩壁に落差のある滝が見えてくる。曇り空の下、水量が少ないのでスルーしようかと思ったが、久しぶりなので車を停めて撮影。
2

 いつもは遠望ばかりで、滝直下に続く階段を登ったことはなかったが、今日は登ってみる気になった。
 直下から見上げた滝は、別物だった。以前、西条市の大樽の滝で同じ感想を抱いたことがある。やはり滝はいろいろな角度で見てみるべきだと、改めて感じさせられた。
1

 車に戻った時にはまだ12時前だが、帰ってからこなすべき用があるのでこれで引き上げることにする。慈眼寺を通過し、風力発電の巨大な風車が回る大川原高原をぬけて、板野ICから高速へ。
 初めてまともに撮影できただるま朝日と、直下から見上げた灌頂ケ滝、そして十月桜。これだけでも十分だが、そのほかの滝も楽しめるものだった。

 今日の走行距離269km 7,555歩

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする