建築構造材のひとつ
『梁』
材木は、まっすぐばかりが良いわけではない。
昨今は減ってきたけれども、
日本建築や、特に古民家等は
太鼓梁や丸太梁が使用されていますよね。
しかも材の真ん中が膨らむように曲がっていますよね。
そう、あれです。
ちょうど曲がりの中心に、
上から束(つか)が乗り、
さらに屋根材が懸かるため、かなりの重さに耐えなければなりません。
当然両端で支えられ、真ん中に重みがかかれば、
まっすぐな梁なら、垂れる(沈む)可能性がありますよね。
だから、上に向かって曲がっている梁を使うことにより、
垂れる事を防ぐと共に、
その木組みの景観をも醸し出す日本建築ならではの知恵です。
そして、まっすぐな梁を使用する場合の理想的なものがこんな物。
平角梁だが、
『目』が起って(むくって)いますよね。
形状はまっすぐだが、
目は曲がっている。
その木の持つ特性を活かして、
適材適所。
こうゆう事、限り無く奥深い…
『梁』
材木は、まっすぐばかりが良いわけではない。
昨今は減ってきたけれども、
日本建築や、特に古民家等は
太鼓梁や丸太梁が使用されていますよね。
しかも材の真ん中が膨らむように曲がっていますよね。
そう、あれです。
ちょうど曲がりの中心に、
上から束(つか)が乗り、
さらに屋根材が懸かるため、かなりの重さに耐えなければなりません。
当然両端で支えられ、真ん中に重みがかかれば、
まっすぐな梁なら、垂れる(沈む)可能性がありますよね。
だから、上に向かって曲がっている梁を使うことにより、
垂れる事を防ぐと共に、
その木組みの景観をも醸し出す日本建築ならではの知恵です。
そして、まっすぐな梁を使用する場合の理想的なものがこんな物。
平角梁だが、
『目』が起って(むくって)いますよね。
形状はまっすぐだが、
目は曲がっている。
その木の持つ特性を活かして、
適材適所。
こうゆう事、限り無く奥深い…