県の森林課の方々が弊社を訪問されました。
さすがですね。名刺がサンブ杉です。
色々なお話しをさせて頂いたが、現在の千葉県内の林業、
製材業の方向性をどこへ?
みたいな事ですが、これは製材業者は皆思ってるはずです。
県内の植林針葉樹は既に成熟期と言っていいくらいですが、
適正な森林伐採までまだまだ手が行き届いておらず、
さらに小規模製材工場が多いので、
生産量のバラつきも見て取れるのです。
何かの仕組みづくりをして、もっといい流れに出来ないか?
例えば一定量の製造を見込める大規模工場を作るとしよう。
大規模な設備投資をしたとして、その工場の製材生産量が
年間で数万立方をこなせるとしたところで、
原木がその立方数出てこない事には全く論外になってしまいます。
では、仮に原木が潤沢に流通し、その分の製材量も増やせた場合、
さあ、その膨大な製材品の行き先は・・?
そう、大量に製造したからってそれが市場にすぐ反映されるというわけではない。
少需要に過供給では元も子もないですしね。
秋田、木曽、尾鷲等々のように名産地と言われるように
ネームバリューも上げていかなければいけないですしね。
かといって、現状のままで良いわけが無いので、
県の皆様も頭を悩ますのでしょう。
「資源」があるのだから、上手に利用していければいいのですが、
皆で知恵を絞っていかなければいけませんね。