「番付け」とは、どの材木を家のどこに使うのか、
材料それぞれの目・背・腹・節・色ナドナド・・。相撲なら、西のナニガシ・東のナニガシ。
材木の場合は、ほノ七、とノ伍、といった感じで
適材適所に振り分けて、
縦番=いろは・・ 横番=壱弐参・・のように番号を付けていくと、何の何番となっていくわけです。
「いの一番」とよく日常会話や、歌詞などにも出てくるのは、この番付けからきている、一番先、一番初め、という意味です。
上の写真では、和室の化粧柱を番付けしているところです。
図面を見ながら、部屋向き・床の間方向・廊下や入口方向等を考えて、一本一本どの柱をどこに使うか、そしてその柱の四面をどこに向けて立てるかを決めながら、番付けをするわけです。
最近和室が減ってきてしまいましたが、この作業、私はとても好きです。
真壁の和室は見なくなったね。
ただいま、番付「て」まである物件を計算中・・・
「て」だから順番が・・・いちいち最初から数え直し・・・
にわかに忙しいですよ。
「て」って・・・。
やばくない?今指折り数えてしまいました・・。横番15しかないとしても、すでに102坪位って事かい?
真壁総桧で携わりたいですな~。
実際「て」では納まらず・・・
延べで、1900㎡弱の物件です。
入りきらないので3つくらいに分けて。
梁が杉…弱い(汗)
Mモジュールで、2間以上飛ばすと大変…