4月27日(木)
アレキサンダーテクニーク(以下AT)とピラティスを融合させたセッションを行なっている、スーザンシンクレアさんのパーソナルセッションを開催いたしました。
参加された5名の方々それぞれが、素晴らしい気づきを得ることができたようで、主催者としてもとても嬉しく感じました。
私も横で、スーザンの言葉や、通訳として来てくださった、スーザンと同じAT教師の石坪さんの言葉を聞いているだけで、たくさんの気づきがあり、一日中メモを取っていました(*^o^*)
スーザンのセッションを1日オブザベーションして感じたことは、「whole body」「Grounding」の大切さです。
身体の全てを見る。
身体は全てが同時に動く。
そして
地に足がついていてこそ、うまく動くことができ、私たちは重力に支えられている。
という、意味に私は捉えているのですが
今回、その言葉の意味が、さらに新鮮に感じられて、自分自身のセッションの、アプローチ見直しにもなりました。
それで、ATというと良くいわれる「AOジョイント(環椎後頭関節)から動く」ということは、どういうことなのか、ちょっと疑問になり、思いきってスーザンと石坪さんに聞いて見ました。
AOはキーとしてみているが、いつもそうしているわけではない。
その前に、「Grounding」して、「whole body」コントロールできるからこそ、AOのあたりを感じて動くことが、より良い動きの助けになることもできる。
イニシエーションがどこか(どこから始めるか)よりも、どこに向かうかが解っていることが大切。
やり方は様々。
と、いうようなことをお二人がおっしゃっていて、とてもとても納得しました。
ものすごく極めていらっしゃるのに、常にオープンマインドでいるお二人の言葉は、穏やかな気持ちになるとともにエネルギーをもらえます。
クライアント自身にすでに内在している、良い動きや、良い動きの元となる感覚を引き出すその素晴らしさに、魅了された1日でした。
私のスザーンメモから。。。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
(前後関係なしの言葉だけなので???となるかもしれませんが、ボディワーカーの方々には、そうそう!と思える言葉もたくさんあるのではないかしらと思い、少し紹介させていただきます。あくまでも私のメモですが^^;)
ステボライゼーションは少ない力でできる。
より少ない力でその動きができたら、機能的に体が使えるということ。これがスキル、それがピラティス。
考えが変わったことで、動きが変わる
ほとんどはあなたが考えていること。
立体感が関節の中にある。
Non doingをする、それで(考えるだけで)もう動いていますから。
たくさん何かをするのではなく、ほんのすこし。
呼吸をコントロールしようとしすぎて必要ないことをしている。
呼吸は呼吸でほっといて、動きが手助けしてくれる。
何も準備をしてないけれど、何に対しても用意ができている。
ちょっとした重さの分配、動きと力とウエイトのちょっとした分配。
新しいパターンで何回も。
力でやっていることがなくなると軽くなる。
軽くて力が少ないやり方を体験すると、「もうすこし少なくてもいいんだ」ということを理解できる。
関節や靭帯に負担をかけるのではなくて、筋肉を使う。あなたが押さないと常に関節にかかってしまう。それはスクイーズするのではなく、からだ全体に動きの流れを許すように使う。
姿勢を保つのではなく、バランスにいたい。
どこにでも動ける状態が良いバランスに持って行ってくれる。
メインのワークは恥骨の少し上。胴部全体にそれが伝わっていく。
そこから繋がっている、その少しの刺激。
そうすることによって、骨盤背骨の安定感、それが呼吸を安定。
ピラティスの良いところは、動きを通じてバランスがとれるところまで持っていけること。
練習をたくさんしなくても、クオリティを変える、考え方を変えることで、早く楽にできるようになる。
休まっている状態から始める。何かをしなくてはいけないという状態ではない。
ニュートラルにしなくてはというのもない。
馬の動きから首が大切とアレキサンダーは言ったけれども
どこに向かうかが大切で、やり方は様々。どこに向かうかがわかっていることが必要。
グランディングしているから、ホールボディ。全てが動く。そのときに、「どこからみている」だけ。AOだけという、ことではない全てが動く。
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