先々週の週末(12/13,14)は、法事で新潟の実家へ行っておりました。
その週末は「10年に1度あるかないかの大雪になりそう」という予報だったのですが、法事を行なった日は、お昼間はほぼ晴れていて、ときどき思い出したように霰が降るくらいのお天気。
おかげさまで、恙無く法要を終えることができました。
法要の後は、お寺さん最寄駅ちかくの「鮨と和食のながしま」にて、家族そろってゆっくりと食事。
「店主おまかせコース」の甘エビとイカのお寿司が美味しかった〜
地元の新鮮な食材を味合うことは、帰省の際の楽しみでもありますからね。
そうそう、もうひとつ帰省でプチ楽しみにしているのが、新潟から実家に向かう電車の中から阿賀野川を眺めること。
白新線という路線の大形駅と新崎駅のあいだで見ることができます。
今回は行きも帰りも夜だったので暗くて見られなかったのがちょっと残念でした。
(この写真は昨年帰省した際に撮ったものです。)
そういえば、いつだったかの帰省時の車内で、いかにも旅行者という感じのお二人が携帯を覗き込んでいて、電車が川を渡っていることに全然気づいていないのを見かけたことがありました。
陽の光を受け川面がキラキラ輝いていてとても綺麗だったのに、、、
思わず「見て〜」と声をかけそうになっておりました😅
スクリーンの中にある膨大な情報に引き寄せられて、こんなふうに思いがけない目の前の美しいことを見逃すようなことって、多くなっているのかもしれませんね。
私も日々、携帯やPCの画面を通して物事を見たり聞いたりし、また自分の考えや知り得た情報をそこに保存するということにかなりの時間を使っていますし、移動中もスマホが手放せません💦
でも、スマホやPCから離れることで、予期せず価値あることに出会える場合もあるのだと、もっと意識した方が良いのかもしれませんね。
そして、スマホなどの中にある言葉や動画などは、事実の中のほんの一部の情報に過ぎないということも。
地元で味わった食材の豊かな味わいや、風の流れのような皮膚感を伴って自然を見て感じること、家族と語らっているときの複雑な感情などなど、言葉や画像などで残したとしても、それは僅かな部分でしかないのだということを、もっと意識した方が良いのではないかと。
スマホやPCに保存できない、リアルな瞬間にしか掴み取ることのできない感性を、もっと慈しんで過ごしたい。
それは、生きている人とリアルに関わるこのお仕事にとっても大切なことなのだろうと。
法事を済ませた後の東京までの新幹線の中で、そんなことをぼんやり考えておりました。
さてさて、来週は今年最後のブログ!
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