まずは、お知らせさせてください。
毎週月曜日の夜に更新しているこのブログ、来週5月27日はお休みいたします。
それから、今週末5月25、26日とエアロビック世界大会「スズキワールドカップ」が開催されます。
会場は横浜武道館。
躍動感あふれる素晴らしい競技の様子を、たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです。
是非!
さて、最近クライアント様によくお話ししているのが「腰は反っているし背中は丸いものですよ」ということ。
腰が反っていたり、背中が丸まることが悪いことのような風潮?
また、それが痛みや姿勢の悪さに直結しているかのような情報が多く見うけられます。
それに反論というわけではないですが、背骨のカーブについて説明させていただくときに「つかみ」🤣として、このような表現をつかっています。
人間は生まれたときは、背骨は全体になだらかに丸まっています。
それが、発達の過程で重力の影響を受け、首と腰の部分にあたる背骨(頸椎と腰椎)が反対側に反っていきます。
首(頸椎)、胸(胸椎)、腰(腰椎)、骨盤の中(仙骨・尾骨)
これらが前・後と交互にしなっていることは、生命活動に関連した自然な湾曲なので「生理的湾曲」といいます。
つまり腰は反っていて背中は丸いのが自然とも言えるのです。
ただし、この湾曲がいれかわるところ(前弯→後弯、後弯→前弯)は負荷が集中しやすい場所。
なので、痛みや機能障害を起こしやすい場所にもなります。
何が言いたいかというと、腰が反っているのが悪いのではなく、胸が丸まっているのが悪いのでもなく、その互いのカーブの切り返しがうまくいっているかどうかの方が大事だということ。
痛みを防ぎ、機能的に背骨を扱えるようにするにはどうしたら良いか。
まずは、脊柱のカーブ全体に着目して、可動性と安定性を両面から高めていくことが必要。
自然なカーブを大事にして運動する。
その大切さと心地よさを、理解して感じてもらうためのつかみとしての「腰は反っているし背中は丸いものですよ」という表現。
けっこう気に入っています🤭
【お知らせ】
- セッションのお申し込みはこちらよりお願いします。
- マット・ピラティスインストラクター養成 コース
次回開催、6月7日〜8月9日(毎週金曜14:00〜17:00全10回)
参加者募集中です!
キネティコスコンテンツを利用したITTマットピラティストレーナー養成コース。
まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。
(コンテンツはどなたでも購入可能。)
「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)
「マット・エクササイズ」(MAT)
上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。
基礎機能解剖を確認しつつ、エクササイズの「より良い指導方法」と「なぜ?このエクササイズを使うのか」を探求してまいります。
お申し込みお待ちしております。
- (株)メッツさんのFIT-iにて撮影した、指導者向けDVD発売中。
詳細はこちら