オバマ大統領の来日スピーチが楽しみ

4月23日～25日、オバマ大統領が国賓として駆け足で来日します。どんなスピーチをするか、楽しみです。

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◆微妙な時期に

オバマ大統領が来日します。

TPP交渉が難航しています。
米国の中国重視が鮮明です。
「ミシェルさんは、最近、中国に１週間行ったので今回は来ない」
「迎賓館ではなく、ホテルに泊まる」
「本当は1泊2日で済ませたかった」
など、やや日本重視が薄れている感はあります。

ちょっと微妙な時期にオバマ大統領が来日しますね。

背景はどうであれ、スピーチ上手のオバマ大統領。
来日スピーチが楽しみです。




◆スピーチの法則

子供のころからスピーチやディベートの練習をしている米国の人は、スピーチや交渉が上手なように見えます。

彼らのスピーチは、基本的に

1. 結論
2. 理由
3. 実例

で成り立っていると言われます。
この組み立ては今、日本のビジネス界でも使いますよね。


そのスピーチ上手の米国人の中でも、オバマ大統領のスピーチ上手は際立っています。
最初の就任演説を聴いたとき、鳥肌が立ちました。


ある本に、2008年9月26日に行われたマケイン候補との第1回討論会での2分間の立論の分析がありました。
オバマ候補（当時）は、2分間に次のような話をしたんです。

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未曾有の金融危機を乗り越えるために、私は複数の方策を提示している。
第1は
第2は
第3は
第4は
である。
これらの方策は、ブッシュ大統領の8年間に渡る経済政策の失敗への最後通牒なのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

簡潔な組み立ては、ライバルのマケイン氏を圧倒し、その後の大統領選を有利に導きました。



まもなくオバマ大統領が来日します。
スピーチに注目ですね！


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