ある生保の主催で、新井満さんと浅田次郎さんの講演がありました。浅田次郎さんのご両親は、イキな人。
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◆イキな両親
新井満さん、浅田次郎さんの講演。
お二人でしたので深い話は聞けなかったのですが、さすがに面白いです!
・・・・・・・・・・
超売れっ子作家の浅田次郎さん。
講演前の控え室でも、明日が締切の原稿を書いていたそうです。
「小説を書いている時は、気分がハイになります。
本来はもっとネクラなのですが、控え室で小説を書いていましたので、今、私はとてもハイな気分です」
シャキシャキした方ですね。
「祖父母も両親も、離婚しています。
父親は、月に一度くらいしか帰宅しない自由人でした。
別宅に行ったまま亡くなってしまいましたが、棺の中を見てびっくり。
なんとジーンズの上下で棺桶に入っていました。
父親らしいことは何もしてもらっていませんが、イキな男性でした」
「母は、お姫様のような人でした。
ある日私(浅田次郎)が彼女で新宿地下街を歩いていると、
『これから水商売に行ってくるわよ』
と言わんばかりのいでたちの母が、こちらに歩いてくるではありませんか。
彼女に会わせたくない私は、母親に目配りで
『俺に、構わずに通り過ぎてくれ』
と合図しました。
母親は、それを理解し知らん顔ですれ違いました」
「後日、母親が私に言ったのは、常識的なことではなく
『男は、後ろを振り向くんじゃないよ』
ということでした。
すれ違ったあと、母親の方を振り返ったのを
『イキじゃない』
と叱ってくれたんです」
イキな両親ですね!
◆新井満(まん)さん
この日のホストは、新井満さん。
ご存知ですか?
私は、
「昔、ワインカラーのときめきという曲を大ヒットさせた歌手」
くらいにしか記憶していませんでした。
彼の経歴は、興味深いです。
電通の社員だった新井さん。
ひょんなことからレコードを出すことになり、歌手を兼業。
すると会社員歌手・小椋佳さんが資生堂のCMソングを歌っていたのに対抗した格好で、電通の会社員歌手・新井満がカネボウのCMソング「ワインカラーのときめき」を歌ったら大ヒットしたんだそうです。
その後、昭和63年に芥川賞を受賞。
友人の奥様への追悼歌「千の風になって」を作ったら大ヒットし、レコード大賞作曲賞受賞。
この間、ずっと電通の社員だったんです!
多彩な会社員だったわけです。
この日の講演では、合間に数曲歌ってくれましたが、すばらいい歌声でした!
脱帽です。
こういう会社員生活って、すごいですね〜。
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新井満さん、浅田次郎さんの講演。
お二人でしたので深い話は聞けなかったのですが、さすがに面白いです!
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講演前の控え室でも、明日が締切の原稿を書いていたそうです。
「小説を書いている時は、気分がハイになります。
本来はもっとネクラなのですが、控え室で小説を書いていましたので、今、私はとてもハイな気分です」
シャキシャキした方ですね。
「祖父母も両親も、離婚しています。
父親は、月に一度くらいしか帰宅しない自由人でした。
別宅に行ったまま亡くなってしまいましたが、棺の中を見てびっくり。
なんとジーンズの上下で棺桶に入っていました。
父親らしいことは何もしてもらっていませんが、イキな男性でした」
「母は、お姫様のような人でした。
ある日私(浅田次郎)が彼女で新宿地下街を歩いていると、
『これから水商売に行ってくるわよ』
と言わんばかりのいでたちの母が、こちらに歩いてくるではありませんか。
彼女に会わせたくない私は、母親に目配りで
『俺に、構わずに通り過ぎてくれ』
と合図しました。
母親は、それを理解し知らん顔ですれ違いました」
「後日、母親が私に言ったのは、常識的なことではなく
『男は、後ろを振り向くんじゃないよ』
ということでした。
すれ違ったあと、母親の方を振り返ったのを
『イキじゃない』
と叱ってくれたんです」
イキな両親ですね!
◆新井満(まん)さん
この日のホストは、新井満さん。
ご存知ですか?
私は、
「昔、ワインカラーのときめきという曲を大ヒットさせた歌手」
くらいにしか記憶していませんでした。
彼の経歴は、興味深いです。
電通の社員だった新井さん。
ひょんなことからレコードを出すことになり、歌手を兼業。
すると会社員歌手・小椋佳さんが資生堂のCMソングを歌っていたのに対抗した格好で、電通の会社員歌手・新井満がカネボウのCMソング「ワインカラーのときめき」を歌ったら大ヒットしたんだそうです。
その後、昭和63年に芥川賞を受賞。
友人の奥様への追悼歌「千の風になって」を作ったら大ヒットし、レコード大賞作曲賞受賞。
この間、ずっと電通の社員だったんです!
多彩な会社員だったわけです。
この日の講演では、合間に数曲歌ってくれましたが、すばらいい歌声でした!
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おはようございます!
浅田次郎さんは凄い家庭で育ったのですね・・・。
新井満さんは名前だけ聞いたら誰だか分かりませんが、「ワインカラーのときめき」、「千の風になって」は知っています。
それにしても電通社員というのも知りませんでした^_^;
ポチッ!
どんどん順位が上がって 6位なのですね
素晴らしいなぁ シングル!
毎日更新すればこそ ですね。
ポチッ!
自由奔放な親族の存在も、
創作に生きているのでしょうね。
ワインカラーのときめき・・・思い出しました
千の風の作曲者だったのですね
ぽち
まじめだとか不真面目だとか、誠実だとかそうではないとか・・・当然前者であるべきなんでしょうけれど、イキってのはそういう次元ではないモノが在るような・・・
粋⇔無粋、KYなんて言葉とどこか共通点があるんじゃ無いでしょうか
とても心温まる、哀愁の漂う良い作品が多いですよね。
こういった講演を聞くというのは、
とても参考になるんだろうなと羨ましく思いました。
ポチッ