昭和18年に志願し、ルソンで終戦を迎えた山本七平の著。トホホです。
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■今日から
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大学を繰上げ卒業と同時に、陸軍に仕えた著者。
幹部養成学校の授業は、本来の期間を大幅に短縮したショートバージョン。
昭和18年6月。 教官は
「今日から対米戦に重点を置いて教育する」
と照れくさそう言い、
「何を教えたらいいのか、実はわしにも分からん」
と付け加える。
開戦から2年も経とうとしているのに、これまで米軍を想定した戦略、戦術、訓練が 無かったのだ。
陸軍にとって相手はソ連であり、中国。
米軍、ましてや現地のゲリラを想定した対策なんて何もなかったのだ。
砲兵隊の少尉として、数々の苦難に遭遇するたびに、陸軍参謀の指示に首をかしげる毎日。
例えば砲門10門。 しかし陸軍参謀は、砲門や弾薬をジャングルの中を移動させる手段は考えていない。
3個中隊、ただし2個中隊は欠(欠員)」、「人員は、負傷兵を含めた員数」
の状態でも、本来あるはずの数で
「○○を奪還せよ」
と指示を出す・・・。
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■とほほ
一事が万事のこの調子です。
圧倒的な物量の米軍。 しかも作戦は用意周到。
改めてその差に驚きました。
「日本の兵士は優秀だが、優秀な指揮官がいない」
と米軍に批判された様子が、この本でも良く分かりました。
戦略なき日本海軍・陸軍。 戦略の無さについては、野中幾次郎著「失敗の本質」が分かりやすいです。
そしてこの「一将校の・・・」では、それを現地で感じた下級将校の目で著されてい ます。
昭和51年発行の古い本ですが、とても興味深く読みました。
あ〜、トホホ・・・。
8月15日は終戦の日。
最近、中国の拡張が心配です・・・。
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おはようございます。
一部の作戦本部の机上の決定によって数多くの兵隊が犠牲になったことは間違いありません。
ポチッ!
終戦記念日が近づくと、対戦を取り上げた番組がいくつか放送されますね、。最近はでも少し少なくなったでしょうか?
ただ、正直ぼくは視聴を敬遠してしまっています。受け止めることは大切なんですが、夜眠れなくなってしまいそうで・・・。
戦略を考える才能がなかった。武器弾薬食料が圧倒的に不足してた。
どなたか書いておられるが、今の政府とよく似てる。
迷惑するのは現地部隊と国民。
それで戦争をするなんて。
応援ぽち2.
今日は終戦記念日。
戦争について考えさせられる日ですね。
日本の敗戦は当然とも言えますね。
何だか日本の戦略不足って今の日本の政治態勢も同じように感じます・・
中国の圧力のかけ方ってホントどうなるんでしょう・・
そうですか、そんな本があるんですね・・・
トホホ・・・
私の祖父は第二次世界大戦で戦死、義祖父が父を育ててくれたおかげで、今の自分があるのかな・・・と思います
戦争が無ければ、祖父は、義祖父は、
どんな人生を送ったでしょう・・・
策のない指揮官の文字指揮下で戦って戦死した祖父のことを思うと、トホホではありません
毎日暑いですね、お盆休み、いかがお過ごしでしょうか
残暑お見舞い申し上げます