元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

高い化粧品が売れる、ちょっとした工夫

2005年12月20日 | 営業・マーケティング
先の日曜日、近所のドラッグストアに立ち寄ったところ、「育毛剤とか、高いのは全然売れてないよ」という店員同士のヒソヒソ話が耳に入りました。やり方で、売れるようになるのに・・・。

店内での販売方法・ディスプレイなどのマーケティングを、インストア・マーケティングと言うのだそうです。
詳しいことは知りませんが、YHは「売れるコツ」をいくつか知っています。

■2個パッケージ

今月は販売強化月間。5000円前後の粗利の大きい化粧品を、たくさん売りたい。
さてどうします?

ステップ1:2個をセットにして、少し割り引く ⇒あまり売れない
ステップ2:2個を透明の袋に入れて、リボンをつけて少し割り引く ⇒大して売れない

そう、売れないんです。
ステップ3:袋の中に化粧品と相性のよい小物を入れる。さらに袋に手書きのメモを入れる ⇒飛ぶように売れる

本当です。
セットを作るところまではよくありますが、(タダみたいな)小物と自分の感想メモを入れるだけで、売れるんです。


■2本買ったら、一本無料進呈

6000円の育毛剤を売りたい。
そこで販売会社は、「2本買ってはがきを出せば、もれなく1本差し上げますキャンペーン」を打ちました。
育毛剤の近くに、応募はがきをセット。

でも売れません。

で、どうしたか。
とっても簡単な工夫をしました。
そうしたら、一気に2倍売れました。
どんな工夫をしたか?

ウーン、今日はここまでにしておきます。


■アイデア・レディ

お客様は、50代以上の女性。

20分でも30分でも、おばさん、おばあちゃんの話を聞いてあげます。
すると
「じゃ、これ3本もらうわ」
と1本2万円の化粧品を3本も買ってくれるのだそうです。

「ありがとうございます!」
満面の笑み、これも得意とするところです。

彼女のもとに、毎月買いに来るおばあちゃんが、何十人もいるんだそうです。
おばあちゃんは、話し相手を求めています。
とげぬき地蔵のお客様と一緒ですね。


ノウハウは大事に。


コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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Unknown (阪南市テクノ森田)
2014-07-06 10:13:28
さすがーYHさん

まさに黒田如水のようです

新会社でのご活躍も目に浮かびますね
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