チラシを入れないでください

否定形の命令は効果が無い」というブログを書きました。「○○してはいけません」のメッセージは、逆効果になることが多い。私が住んでいる単身寮の玄関にもありました。
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■チラシを入れないでください

マンションの入り口に「チラシを入れないでください」の張り紙があります。
でも、毎日５～１０種類のチラシが入れられています。
郵便受けの後ろには、チラシを捨てる段ボール箱が用意されており、いつも満杯です。
ゴミを処分する管理人さんのご苦労が分かります。

否定形の命令は、まさに逆効果のようです。





■どう変える？

否定形の命令では、効果がないとすればどう変えたらいいのでしょうか？

私ならこう書きます。

「ポスティングされる方へ
このマンションは、ポスティング厳禁です。
もしチラシを入れたら、広告主に連絡し、回収してもらいます。
以上」

ポスティングする人は、アルバイト。
1分でも早く裁けばいいわけです。
であれば大票田のマンションは、大助かり。

そんなアルバイトの人が困るのは何でしょうか？
クライアントからのクレームです。
そこを書けばいいと思うのですが。

いかがですか？


■チラシ、好きです

管理人さんには申し訳ないけど、私はチラシ歓迎です。
（主婦と同じ感覚ですね）

今日入っていたチラシで、いいのがありました。



ここは高田馬場。
近くの目白に建設中のマンションのチラシでした。

表面は重厚な紙でカバーされています。
何の広告かは、分かりません。
ただ一言「進呈」。

これだったら、中を見ますよね。

あけると、セールスレター1枚とマンションのチラシがありました。
キャッチコピーは、「無二の領域というべき近衛町をご覧ください」。
つまりマンションがある町と、私が住む町は隣同士。無二の領域というわけです。
《無二の領域か。近いな。》
こんな気分です。

捨てられないチラシですね。
上手。