小が大に勝つ！ 感動的です －小さな会社のできる社長！－

”小さな会社のすごい社長”はお読みになりましたか？　ランチェスター戦略をべースにした経営で見事によみがえった会社。それぞれの会社の取り組みの一つひとつがすごい。
それから１年。今度は”小さな会社のできる社長”。これがまた感動的な話ばかりです！
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小さな会社のできる社長!―「ランチェスター法則」で儲かっている会社は、どのように実践しているのか? 羽山 直臣 フォレスト出版 このアイテムの詳細を見る

◆以来

”小さな会社のすごい社長”を読んで以来、著者の羽山さんのニュースレター会員になり、このブログでも何回となく紹介させていただきました。
すっかりファンになっています。

先月発行されたこの本も、Ｖ字回復のプロセスがこと細かく書かれています。
感動的です。
もちろん、書籍は蛍光ペンで真黄色です！

◆入社、倒産、復活

大手地銀の定年を半年後に控えた綾戸さんは、弟さんが経営する靴問屋に専務として再就職します。
業界では九州№１の会社。
ところが１年を待たず、突然の倒産。
綾戸さんが調べてみると、
・在庫を年商の３０％も抱えていた
・手形を乱発していた
・企業規模以上に社員を抱えていた
などが見えてきました。
実はこの会社は、綾戸さんを保証人にして借金していたんです。
そのため、倒産だけでなく綾戸さんも自己破産の目に・・・。

会社を再度立ち上げる綾戸さん。
靴卸の商売はきっぱりと止め、事業をカッパ（レインコート）一本に絞ります。
しかしながら、自身が自己破産者。経営再建には苦難が待ち受けています。

金なし、自己破産、信用なし。
そこから１０年で、見事なＶ次回復を果たす綾戸さん。
彼が取った戦略とは・・・。


感動的です。
私も勇気をもらいましたよ。

この書籍には、この話のほかこのような話が収録されています。

・小予算でお客を感動させるお茶の通販会社
・移動時間をかけず、営業地域を絞り込んだ住宅リフォーム会社
・納期で差別化し、あら利を上げるバルブ（弁）製造会社
・アジに特化した鮮魚加工会社
・大手とは戦わずに業績を上げる小さな家具店
・ガソリンスタンドを元気にするガソリンスタンド専門コンサルタント
・商品と営業ルートを１つに絞り再生した食品材料メーカー
・メーカー攻勢に屈しない努力で、どこにもない事業を生んだタイヤ製造会社
・人のやらないことをしてお客を獲得する最後発焼酎メーカー
・お客様満足とオーナー満足の合致点を見出すビル経営会社
・損保から生保・資産運用へ転換し、進化させた保険代理店
・お客のためという信念で革新を続ける保育園
・小さな会社にしかできない戦略を実践する家具業界コンサルタント


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