この方の小説を初めて読みました。面白いです!
■ラスト マイ ファイア
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10人の死者が出た川崎・簡易宿泊所放火事件。
所轄の寺島は、遺留品の中に「1970 H・J」と記載のあるノートを発見する。 これは何を意味するのか・・・。
死亡者の身元を探るうち、やがて戸籍の無い人物に行き当たる。
1970年。
公安警察の特命を受けた警察官・琢磨は、学生になりすまし、過激派の奥深く潜り込む。
過激派の信頼を得た琢磨は、やがて日本を震撼させる事件に巻き込まれる・・・。
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公安の指令を受けた琢磨が、過激派の奥底に潜り込む様子は、まるでヒッチコックの「引き裂かれたカーテン」を読むような、ドキドキハラハラの面白さです。
とても面白いミステリーです。
著者の伊東潤さんの本を読むのは、初めて。
作品群を見ると、歴史小説を多く手掛けているようです。
続けて読んでみたいと思います。
■ハイジャック
この小説の大きなキーワードに、1970年のよど号ハイジャック事件(小説では、「さど号」)があります。
私YHはこの時、小6でした。
ハイジャックされたよど号が、福岡空港、金浦空港を経て北朝鮮に渡った事件は、今でも鮮明に覚えています。
犯人グループ9人は、彼らの思いは果たせず、北朝鮮に洗脳され、やがて日本人拉致事件を引き起こします。
今でもこの事件は、解決していないのです・・・。
頁を繰るのももどかしいほどの、面白い小説でした。
お勧めです。
こんにちは!
YHさんがおすすめの本は間違いがありません。
購入します(^.^)
よど号事件は、重大事件として見聞きしますが、ワタクシはその頃5歳でありまして、リアルで見聞きした事はありません、浅間山荘事件なんかもその頃でしたよね
戸籍の無い人たち、ワタシのような仕合わせモノには想像もできない苦労をされているんでしょうね・・・
1970年・・・。はい、誕生前です(笑) このことは元気な学生さんが多かったんですよね??
読書の秋ですね。ぼくは食欲の秋というか、酒欲の秋です(〃'▽'〃)
我輩の友人で小説家志望の男がいました。そいつは早くに挫折してますが
推理小説が好きで「いい推理小説がない」と嘆いておりました。
政治家、役所、マスコミ、先端産業・・・などが出てくる・・・松本清張や森村誠一の世界かな。
そういう社会派の推理小説が大嫌いで、
江戸川乱歩、横溝正史など、怪人と名探偵が出てくるのが大好きなの。変わってる。
「昔は探偵小説と言ったんだ。あれは美しい」
たぶん今の推理小説は理に叶ってるが醜悪だと言ってるようです。
小説の話では良いですが、実際には起こってほしくないですね。
ヒッチコックって母が大好きだったのでテレビでよく見てました。本人がチラッとドラマの中に出演されるのが有名でしたね♪
今年56歳の私にはよど号事件はリアルタイムに知りませんがあさま山荘事件は、記憶に残っています
ヒッチコックはショートのドラマが好きでした
再放送必死にみてましたよ
好きな、面白い小説を読むときの喜びは、格別ですね。
読書にいい季節になりましたね。
私もいろいろ読みたいと思います。