元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

講義型研修の理解度は?

2006年03月02日 | お役立ち情報
会社で企画した研修に参加し、直後は「いい話を聞いた」「この手法は使えそう」と感じても、職場で実践しているかといえば、?ではないでしょうか。実践できていない。その研修の形式は、「講義型」ではありませんか?

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■研修後の理解度

研修直後にテストをすると、約70%の正答率だそうです。
でも時間がたてば、次のように変化するそうです。

48時間後⇒30%
3~6ヵ月後⇒15%

まさにこのくらいですね。実感です。

でも残った15%は、「意識しなくても自然にできている状態」だそうです。
言い換えれば、15%は「身についた」ということです。
つまり6時間の研修を受講すれば、54分分は前進したということですね。

《じゃ、同じメニューの研修を6~7回受講すれば完璧ということ?》

部下を動かす人事戦略
金井 寿宏著 / 高橋 俊介著



■講義型研修は記憶に残らない

老子は「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。やったことは分かる」といったそうです。

研修や授業でも同じことが言えるそうです。

記憶に残る割合
・聞いたこと(テープなどで聴くだけ)⇒10%
・見たこと(スライドなどを見るだけ)⇒15%
・聞いて見た時(講義型研修)⇒20%
・話し合った時(グループディスカッションなど)⇒40%
・体験した時(参加型研修)⇒80%
・教えたこと(講師)⇒90%

これまた実感ですね。
昨年受講したセミナーで最も印象深く、今でも頭に残っているのは芝健太さんの「ビジネスNLP」。「参加型セミナー」でした。

前職時代に、社員研修をいくつも開催しました。
この数字を知っていれば、全て「参加型」にするんでした。
いまさらながら、後悔しています。(笑)

「効果10倍の教える技術」は、最近発行された新書です。
記憶に残り実践できる研修、受講生が主役の研修のあり方について、事例やデータを基に分かりやすく書かれています。
参考になりました。




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