スーパーなどで売られているちくわやチーズの量目が、減量されているそうです。ご存知でした? スーパーのチラシでよく見かける「砂糖1㎏ 98円」、これも今はどこもやっていなそうです。日本で出回る食品に、少し異変がおきているようです。
■日本は食糧輸入大国
《YHは、実は「消費生活アドバイザー」の資格を持っています。もちろん、ちくわ、チーズは好物です》
先週の「日経ビジネス」に「食の危機」という特集が組まれていました。
食料を輸入に頼る日本の危うさが述べられています。
・ちくわ
欧州では、BSE問題の影響で牛肉の代替食料としてスケソウダラの需要が急増
↓
スケソウダラ漁獲量53%の米国は、日本向けから欧州向けに輸出をシフト
↓
日本の輸入量が減少し、ちくわなどの練り物の生産を減少せざる終えなくなった。
ちくわが小さくなった
・チーズ
中国でチーズの需要が急増
↓
生産国豪州は、輸出先を日本から中国にシフト
↓
日本の輸入量が減少し、チーズ製品の量目を減らさざる終えなくなった
日本人の好物ちくわやチーズの生命線は、米国・欧州が握っていたのですね。
また砂糖も、175%もの国際的な高騰で、特売ができる状態ではないようです。
特集では、日本の食品会社の安全な食料確保のための地道で涙ぐましいレポートが掲載されています。
がんばれ!!
■自給率は、落ちるばかり
中国の食料輸入は拡大の一途をたどるでしょう。
そうなれば、日本の食料輸入も厳しさを増すばかりです。
・食料自給率(カロリーベース)
1965年 2004年
魚介類 110% 55%
米 100% 95%
野菜 100% 77%
畜産物 47% 17%
果実 86% 36%
大豆 41% 16%
小麦 28% 13%
総自給率 73% 40%
日本は、石油だけでなく、食料も海外に生命線を握られています。
食の基本は、「地元で取れた旬のものを口にする」でしょうか。
■農業は儲からない?
YHの高校時代の友人M山君。
彼は、地元の農協に勤めながら細々と農業を営んでいました。
当時から、「農業はやり方しだい。絶対儲かるよ」と話していました。
そのM山君、現在は農協を辞め、広大な農地を買い入れ、中国人を雇い、大規模農業の経営者になっています。
「旬は青梗菜などの中国野菜。儲かってるよ」
と話します。
農業も、零細から大規模へ、個人から企業へ、の時代かもしれませんね。
ところで。
出身地大分県日田市の産物のひとつ「梨」。
幼少の頃から、日田の梨が好きでした。
昨年末、同級生から「梨」の思わぬ行先を聞きました。
今は、多種多様な果物が出回り、日田の梨の売れ行きは良くないとのこと。
ジャどうするか。
台湾に輸出しているのです。
台湾の「上流」が、日田の梨を買ってくれるとのこと。
果実も、グローバルですね。
★ ★ ★ ★ ★
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■日本は食糧輸入大国
《YHは、実は「消費生活アドバイザー」の資格を持っています。もちろん、ちくわ、チーズは好物です》
先週の「日経ビジネス」に「食の危機」という特集が組まれていました。
食料を輸入に頼る日本の危うさが述べられています。
・ちくわ
欧州では、BSE問題の影響で牛肉の代替食料としてスケソウダラの需要が急増
↓
スケソウダラ漁獲量53%の米国は、日本向けから欧州向けに輸出をシフト
↓
日本の輸入量が減少し、ちくわなどの練り物の生産を減少せざる終えなくなった。
ちくわが小さくなった
・チーズ
中国でチーズの需要が急増
↓
生産国豪州は、輸出先を日本から中国にシフト
↓
日本の輸入量が減少し、チーズ製品の量目を減らさざる終えなくなった
日本人の好物ちくわやチーズの生命線は、米国・欧州が握っていたのですね。
また砂糖も、175%もの国際的な高騰で、特売ができる状態ではないようです。
特集では、日本の食品会社の安全な食料確保のための地道で涙ぐましいレポートが掲載されています。
がんばれ!!
■自給率は、落ちるばかり
中国の食料輸入は拡大の一途をたどるでしょう。
そうなれば、日本の食料輸入も厳しさを増すばかりです。
・食料自給率(カロリーベース)
1965年 2004年
魚介類 110% 55%
米 100% 95%
野菜 100% 77%
畜産物 47% 17%
果実 86% 36%
大豆 41% 16%
小麦 28% 13%
総自給率 73% 40%
日本は、石油だけでなく、食料も海外に生命線を握られています。
食の基本は、「地元で取れた旬のものを口にする」でしょうか。
■農業は儲からない?
YHの高校時代の友人M山君。
彼は、地元の農協に勤めながら細々と農業を営んでいました。
当時から、「農業はやり方しだい。絶対儲かるよ」と話していました。
そのM山君、現在は農協を辞め、広大な農地を買い入れ、中国人を雇い、大規模農業の経営者になっています。
「旬は青梗菜などの中国野菜。儲かってるよ」
と話します。
農業も、零細から大規模へ、個人から企業へ、の時代かもしれませんね。
ところで。
出身地大分県日田市の産物のひとつ「梨」。
幼少の頃から、日田の梨が好きでした。
昨年末、同級生から「梨」の思わぬ行先を聞きました。
今は、多種多様な果物が出回り、日田の梨の売れ行きは良くないとのこと。
ジャどうするか。
台湾に輸出しているのです。
台湾の「上流」が、日田の梨を買ってくれるとのこと。
果実も、グローバルですね。
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日本の食料は、海外へ…
複雑な気分です…