1990年代にバブル崩壊。と同時に、大量の不良債権が発生しました。回収は、今でも続いている・・・。
■トッカイ
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バブル時代、銀行は担保が怪しい会社にも多額の貸付を行った。
反社的な組織には、子会社の住専に貸付をさせた。
そしてバブル崩壊。
数十兆円にも上る貸付の多くは、不良債権と化した。
大蔵省は中坊公平をトップに据え、回収を専門にした組織を作る。
後の整理回収機構だ。
「逃げ得は許さない」
の方針の元、銀行・住専・警察等の元社員で組織された大阪特別回収部(トッカイ)の社員は、200社2兆円の回収に乗り出した。
しかし彼らの相手は、一筋縄ではいかない反社会勢力の会社ばかり・・・。
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この本は、フツウではない会社を相手に20年に亘って戦った男たちのルポです。
債務者から脅され騙されながらも、巧妙な隠し財産を暴き、戦う彼ら。
あまりの迫力に、
「まるで映画の世界だ!」
と興奮しながら読んでしまいました。
■20年
整理回収機構は、バブル崩壊後20年で10兆円を回収したそうです。 そして今もこの組織は、戦っているんです!
バブル崩壊のツケは、今でも残っているんですね。
ワタクシYHは若い一時期、回収の業務を担当したことがあります。
反社のみなさんと話したり、伺ったりすることもあり、怖い目にもあったこともしば しば・・・。
だからのこの本は、興奮して読んでしまいました。
「そうそう」
「あるある!」
なんて思いながら。
面白い一冊でした!
バブル崩壊のツケは、今も残っているんですね。
回収の業務を担当・・・
そうですか。
実にいろいろなことをされてきたんですね。
そして今のころな渦のツケも今後大きくでてきそうですよね~(;'∀')
おカネに縁が薄いもんですから・・・(笑)
YHさん、そういう仕事をされてたんですか、大変だったでしょう
その世界は知らないですが、いろんなことがあるのですね。
おはようございます。
実際のことを書いているからこそ真実味があるし、迫力があるのでしょうね。
>ワタクシYHは若い一時期、回収の業務を担当したことがあります。
大変なお仕事もされていたのですね。
私も現役時代
経理の債権回収を担当していたので
その苦労は少しだけわかります。