元単身赴任ミドルのブログ foggy

40代の単身赴任中間管理職の頃に始め、60歳を過ぎた今は思いつくままに書いています。大分県日田市出身、福岡市在住

韓国・北朝鮮のニュースの裏側がググッと分かりやすくなりますよ

2007年11月23日 | お役立ち情報
最近、相次いで文庫本”「今の○○」が分かる本”シリーズが発行されています。
○○には国の名前が入るのですが、早速”「今の韓国・北朝鮮」が分かる本”を読んでみました。
左右に偏らないジャーナリストが書いた韓国と北朝鮮の今と近未来。
とても分かりやすいです。
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「今の韓国・北朝鮮」がわかる本―本当はヤバイ韓国経済!世界の最貧国北朝鮮の実体! (知的生きかた文庫 し 37-1)
重村 智計
三笠書房

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◆新聞・テレビでは報道されない本当の姿

著者は元毎日新聞記者の重村智計さん。
韓国・北朝鮮問題が報道される時に、テレビによく登場する方です。
読み終わった今、韓国・北朝鮮に対するモヤモヤがスッキリ解消された気分です。(ちょっと短絡的ですが・・・!)

朝鮮半島にある2つの国家。
私たちが考えている以上に、問題がありそうです。情報を深く分析すぜに交渉する日本政府にも問題がありそう・・・。

目次にはこんな項目がありますよ。
・金正日に手のひらで踊る韓国の政治家たち
・なぜ韓国の大統領は辞めると逮捕されるのか?
・北朝鮮が崩壊しない不思議な理由
・拉致問題を「解決済み」とする北朝鮮への対応策
・本当にやばい韓国経済、世界最貧国の北朝鮮

◆北朝鮮は核を使える国なのか?

忘れた頃に緊急ニュースとなる北朝鮮の挑発的な行動。
「何をするか分からない恐ろしい国」と思わせるに十分な仕掛けです。

著者の重村さんは、
・北朝鮮はすぐには崩壊しない。それはロシア・中国・韓国が望まないからだ
・北朝鮮が戦争をおこすには1000万トンの石油が必要だが、現在は50万トンしかない。すべての経済活動・軍事活動がストップしている。戦争はできない。
・ロシア・中国からの支援がほとんどなく、また日本との貿易が再開できずドルが底をついたこの国には、独立して生きる道はない。今までどおり周辺国への振り子外交で生き延びることしかできない』。
・だから6カ国協議で”拉致の解決なくして国交正常化なし。経済協力もしない”という日本の姿勢を貫くことが大切と
説いています。
功をあせってはいけないと・・・。

◆拉致問題で失敗した人

それは小泉首相と当時のアジア太平洋局長だそうです。
北朝鮮の情報を十分に仕入れずに北朝鮮に渡り、2回目の渡航で拉致被害者数人を連れ帰ったのですが、実はこれは”失敗外交”だと。

初めて北朝鮮に渡った政府団。
この時の要求は”拉致被害者の安否確認”であって、『日本人を拉致したことは日本の国権を犯している。即時、全員帰国を要求する』ではないようです。
この要求がのまれなければ当時の小泉政権は崩壊の恐れがあったのですが、金正日には日本政府の要求をのまなければならない事情があったのです!
それなのに要求を躊躇した日本政府。
この失敗は外務省の情報収集能力に問題があると指摘しています。

詳しくはぜひ本書で。
推理小説並みに読みやすいですよ。




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22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読みました。 (the salaryman)
2007-12-23 23:49:34
なかなか刺激的で、そしてある意味、過激な内容でした。
勉強になりました。ご紹介ありがとうございました。
返信する
Unknown (Unknown)
2007-11-28 17:26:39
私の家では私が臭い屁をひったら家中が大騒ぎになります。
拉致問題など問題ではありません。

 名古屋市北区在住 小倉宏充 50歳 会社員
返信する
ひなさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 18:05:19
高校ラグビーもまもなくですね。
今年も関西勢は強いのでしょうか?
九州の活躍は如何に!

楽しみです。
返信する
gonsukeさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 18:04:12
ぜひお読みください。
とってもスッキリしますよ!
返信する
ITおやじさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 18:03:37
報道では、詳しい話は全くされていないように感じます。
真実はどこに・・・?
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けんちゃん先生コメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 18:02:54
北朝鮮の工作は、隅々にまでいきわたっているようです。
それを背後で操っていたのが中国とロシアだったのですが、最近はその構図も変わりつつあるようですね。
目が離せませんね・・・。
返信する
ロンサムさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 18:01:28
報道に当たっては、神経を使う国ですね。
それだけ日本に近い存在だからでしょうか。
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たかさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 18:00:32
重村さんは、テレビでも歯切れよく話していますよね。
この本もそうです。
分かりやすいですよ!
返信する
ポレポレとうさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 17:59:43
とても興味深い本です。
親でも反でもないニュートラルな記述が好感をもてますよ。
返信する
acbさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 17:58:50
韓国や中国が、日本を敵対視する教育を行い、内部の矛盾から目をそらせる。
そんな単純な構図でもなさそうです。
近くて遠い国といわれて久しい隣国を、もっとよく知らないといけないなと思いました。
返信する
the salarymanさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 17:56:32
中国は、沿岸部と内陸部では経済格差がすごく大きいようですね。
中国は、でっかい!
返信する
通勤ウォーカーさんコメントありがとうございます! (YH)
2007-11-25 17:55:29
この本、面白いですよ。
拉致問題や、米国と北朝鮮の交渉がニュースで流れますが、その背景がよく分かりますよ。
返信する
花園ラグビー場 (ひな)
2007-11-24 14:47:45
そろそろ活気でてきました。
ジャージ姿の若者が沢山歩いてます。
年末年始には大イベント会場な街になります。
寒い季節に熱い街になるのが嬉しいです。
返信する
気になりますね (gonsuke)
2007-11-24 13:42:27
この状態では、読まずにいれないです。

気になる~。


返信する
あんまり・・・ (ITおやじ)
2007-11-24 02:06:01
詳しい情報が入ってこないですよねぇー
返信する
Unknown (けんちゃん先生)
2007-11-24 00:12:28
こんばんは!

実は、10年くらい前から朝鮮半島について興味を持ち、いろいろな本を読んできました。
その結果、いかに韓国や日本の政治家が裏で北朝鮮に操られていたかという事実に愕然としました。
今は状況も変わり、日本の政治家にはそのような人はいないと思いたいですが・・・。

この本も面白そうですね。
読んでみたいと思います。

応援ぽちっ。
返信する
Unknown (ロンサム)
2007-11-23 23:52:27
この問題はマスコミに席をおく人間としては、
決して他人事ではない問題です。

どうか1日もはやく問題が解決することを祈るばかりですね
返信する
Unknown (たか)
2007-11-23 22:42:06
こんにちは。

面白そうな本ですね。
著者の重村さんは北朝鮮関連のテレビでよく見かけますが、分かりやすく本当に勉強されている方だと思います。
この本も読んでみたい本の一冊に加わりました。
返信する
Unknown (ポレポレとうさん)
2007-11-23 20:36:08
知られざる国のことだけに、
興味深そうな本ですよね。
ぜひ読んでみたいと思います。

先日YHさんがご紹介されていた「薩摩燃ゆ!」を読みました!
素晴らしい内容ですよね。
私も鹿児島県人だけに、
主人公の考え方がとてもよく理解出来ますし、
何よりも使われている薩摩弁が良いですよね。
「家内」という意味の「うっかた」という表現を見て、
良く研究しているなと思いました。

ポチッ
返信する
Unknown (acb)
2007-11-23 17:17:43
 韓国も面白い国だって感じます。
経済も成長し治安も安定しているのに なぜか日本に対しては敵対心むき出しですね。
他の国には負けても日本にだけは負けたくないって言うのが本心なのでしょうか。
サッカーの試合なんかは監督は首をかけてるんだろうなって・・
日本のことを認めた本はあるのですが すぐに発禁処分になってしまっています。 アンバランスだけれどもエネルギッシュな国ですね。
返信する
おもしろそう。 (the salaryman)
2007-11-23 16:17:33
こんにちは。
おもしろそうですね。僕も是非読んでみたいと思います。
「知的生きかた文庫」は若い頃を中心にずいぶん読みました。
考えさせてくれる、いい文庫ですね。

ところで、今週中国へ出張してきました。
武漢の先の、かなり田舎まで行きました。
この国もまだまだいろんな問題を抱えていそうです。
上海や北京だけで中国を見たと思ってしまってはダメみたいですね。
返信する
Unknown (通勤ウォーカー)
2007-11-23 14:01:03
これは面白そうです!
是非読んでみたいと思います。
紹介、ありがとうございました!
返信する

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