地方の食品会社が12週間で変わった 【ザ・チェンジ】

会社や職場、人が前向きに変わる。こういうストーリーは、聞く方もワクワクしますよね。

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	ザ・チェンジ! ~人と職場がガラリと変わる12週間プログラム~
	フォレスト出版

◆食品会社

地方の３００人規模の食品会社。
最近は新商品の開発も不発続き。
社長の話は意味不明。
その話を誰もメモしない、聞こうともしない。
会議は、言い訳発言ばかり。
社内は、「無駄口現金」のルールに従って、だれも口を聞かない。
社員はしらけムード。

まさにジリ貧の会社です。
ここに一人の女性コンサルタントが派遣される。

第一製造部部長をはじめ、６人の課長・係長が「チェンジメンバー」として集められた。
しらけムードの６人は、やがて一人ひとりと「チェンジ」が始まる。
週１回の半日会議も１０回目を終えた頃、６人全員が「チェンジリーダー」に変貌していた。
並行して、職場の「チェンジ」も始まった・・・。


◆１２週で

この本、堅苦しくなくて読みやすいです。
しかも実話をもとにしているということですので、説得力があります。

１回目の会合では、ルールが決められます。
メモをとる、禁句（分からない・難しい・疲れた）を言ったら次回はお菓子を買って持ってくるなど。
最初からワクワクして読み進めることができますよ。

そして実際に全員（６人のチェンジリーダー）が、「変わる」のは10週目あたりなんです。
ことはそう簡単ではないんですね。ナットク。


会社でリーダー研修やマネジメント研修ってやりますよね。
１日～２日間で。
でも研修を終えたら、キレイさっぱり忘れてしまうことも常。（笑）
この本を読んで思いましたよ。人が変わるのは、そう簡単じゃないって。
でも１２週も続けると、変われるんですね。


面白い本でした！

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