観てよかったです －映画・クライマーズハイ－

先日、「観ようかどうしようか迷っています　－クライマーズハイ－”」の話を書きました。迷った挙句・・・、観ました。結構、イケテマス。
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◆記者たち

この映画は、御巣鷹山に墜落したＪＡＬ機の報道をめぐっての、地元新聞社の記者たちの1週間を描いた映画です。

先日の記事で
「★がひとつなので・・・」
と評価が低いのを気にしていましたが、私は十分に楽しめました。
息つく暇のない２時間でしたよ。


◆大事件の報道って大変

ＪＡＬ機が消息を絶った。
墜落したらしい。
場所は、長野か、山梨か、群馬か・・・。
もし墜落なら航空機事故史上最悪の事件だ。
この大事件の総括デスクに指名されたのは、無任所記者の悠木。
責任者に抜擢された悠木は、警察詰めの記者から『警察は墜落現場をつかんだようです。群馬らしいです』という電話を受ける。
他社に気づかれずに警察の後を追うように指示する悠木。
苦難の末、記者が到着したところは切り立った御巣鷹山。
そこで見たものは、彼が未だかつて見たことのない凄惨な光景だった。
翌日の朝刊に間に合わせようと必死に山を駆け下りる記者。
彼の見た光景は、翌日の朝刊に間に合うのだろうか・・・。


蜂の巣をつついたような騒ぎで、たくさんの情報が飛び交う中、高揚しつつも冷静な判断を下すデスク。大事件が発生したときの報道関係の雰囲気が良く分かりました。

報道部には数十人の記者がいるのですが、映画の中では誰一人として無駄な動きがないのに驚きました。末端の出演者一人ひとりまで無駄なくきちんと演技をしていますよ。報道室の臨場感が良く出ています。
監督は原田眞人さん。これだけの人員の演技を指揮するのは並大抵の力ではないと思いましたよ。主役の悠木を取り巻く人間模様も、メインストーリーを壊すことなく上手に処理していました。

最近の”ＮＨＫ大河ドラマ・篤姫”ではすっかり主役の堺雅人さん、ベテラン記者役のでんでんさんがいい味を出していますね。
主演の堤真一さんがかっこよすぎる感はありますが、会社員の私としてはいやみなく”憧れの存在”としてみることができました。


私ＹＨは、★★☆（星２つ半）です！


映画クライマーズハイの公式サイト





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