登山・花日記(Ⅱ)

夫婦で始めたきままな山歩きの記録です。

アカヤシオ・塔の峰

2018年05月01日 09時25分12秒 | 袈裟丸・足尾・安蘓山塊
H30年4月30日、舟石峠から塔の峰を歩いてきました。

塔の峰は地形図には名はない。中倉山~庚申山の尾根から外れた位置にあり登山道はなく奥深い山。
ぶなじろうさんなどその筋の熟練者の山行記録がある。
先人たちの情報からアカヤシオが素晴らしいと知り、以前から花時期に歩いてみたいと思っていた。
今年は例年になく暑さが続きアカヤシオの咲き具合が心配であったが、天気も良し今がアカヤシオのラストチャンスと歩いてきた。今回はソロで。

舟石峠P7:30~(1251mP・向山)~向山鞍部8:30~(1528mP)~10:35塔の峰・昼食11:00~向山鞍部12:20~鳥獣観察小屋12:45~(車道)~12:55舟石峠P
5時間半の山散歩でした。

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舟石峠から塔の峰の往復。登山道なし。手書きのためルートは正確ではない


広い舟石峠駐車場の一角からは日光の山々の展望が良い
この駐車場を利用するハイカーは備前楯山が多い。今日も多くのハイカーが入っているようだ。


舟石峠駐車場からほど近いこの場所から取り付く。ルートには目印となるようなものはない。


尾根を目指して歩いていくと祠があった。


その先には石組みされた一角がある。以前は居住スペースだったのかも


この尾根はトウゴクミツバが咲き見頃、ヤマツツジは蕾だが数多くあり開花すれば素晴らしいでしょう。


岩でゴツゴツしたピークに登ってみると360度の展望であった。
振り向くと備前楯山。咲いているであろうアカヤシオは逆光で見えにくい


男体山、社山、中倉山への尾根など絶景です。


中倉山の孤高のブナをアップで。その近辺は赤く染まっていてアカヤシオが咲いている。


向山1251Pの三角点は探してもみつからなかった。
向山鞍部を過ぎ、明るく平坦な尾根に出た。熊の平と呼ばれている場所かな?


この先で花つきが良く鮮やかなミツバツツジ




ゴツゴツした大岩の急登。
ここを越えるとミツバツツジは蕾に変わり、アカヤシオが登場する。


アカヤシオの花園、何とか待っていてくれた。
期待通りの花園、急登を越えてきたかいがあった。
















花園を過ぎ、木の根が張りめぐされた尾根も急登


次は膝上くらいの笹尾根。高みを目指して笹を蹴散らしながら


塔の峰山頂着。三角点を前に皇海山を入れる。
舟石峠から3時間。少し早いが展望もありここで昼食


中央に庚申山、右に皇海山、左は袈裟丸山
次の機会には庚申山と繋いで歩くのも良いかも


山頂をウロウロするとに日光の山々の眺望が良い場所があった。絶景ですね~


山頂のアカヤシオは蕾も多く咲はじめ、鮮やかです


絶景を楽しみ、さあ~戻りましょう。
笹尾根から見る隣の尾根もアカヤシオが綺麗でそそられるが欲張らずに往路を戻る。


下山はアカヤシオの花園を探索しながら




シャクナゲも咲き始めている。




広い尾根にルートを見失いウロウロしながらも無事に向山鞍部に着いた。
ここから鳥獣観察小屋へのルートをとる。


このルートにもミツバツツジが多く咲いている。


ここにも石積みがある。


鳥獣観察小屋が見えて車道に出る。無事に駐車場へ戻った。


期待通りのアカヤシオの花園、間に合って良かった。
眺望もありミツバツツジ、アカヤシオと満喫した山行でした。