早朝からの雨は午前中に上がり、
久しぶりに陽射しが差す天気になった。
若葉が揺れる景色は清々しく、
昨日までの肌寒い雨音は消え、
厚い入道雲の空を見上げる。
今日のように陽射しが照りつけると、
スイカや桃がそろそろ目にとまる。
今年はまだツバメの姿を見ていないが、餌をついばむ小さなツバメのなく声が、どこかの軒先できこえているだろう。泥と枯草を唾液で固めた軒下の巣、そこから小さな首を出して餌をもらう姿は愛くるしい。
梅雨が明けるとこんな涼しい季節も、強い陽射しに額に汗が浮かぶ。
ターコイズブルーのきらめく美しい海は、厚い入道雲がその海に覆いかぶさり煌めいている。早朝の静かな波が、僕たちの恋のように打ち返している。君に恋していると思える僕は、それが馬鹿げているとは思えない。
のぼせ上りの僕は、君に恋している、どんな風に伝えたらよいのか?馬鹿げた恋の歌は世界にいっぱいある、恋している人もいっぱいいる。
ターコイズブルーの美しい海は、海風が穏やかに吹き、砂浜は穏やかな波が打ち寄せている。