Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

Maybe rainy season is over?

2021-07-15 20:05:07 | kazekaoru

そろそろ梅雨が明けそうな気配だが、

 

積乱雲が発達し夕方全国的に不安定だった。

 

 

しかし、昼間は強い陽射しが差し、

 

気温も30度を超える気温になった。

 

そして、

 

朝夕も紫陽花の花が枯れるように、

 

爽やかな過ごしやすい季節も終わりそうだ。

朝の涼しい風がカーテンを揺らすと、梅雨の晴れ間の清々しさを感じる。強い陽ざしの下で水を撒く姿は涼しく、ホースから出る水では虹を描いている。地平線まで続く相模湾を見ていると、海からの潮風が素肌をなぜ、光沢の波頭がキラキラと輝いている。そんな光景は夏の疲れも、きっと癒されるだろう。

 

初夏近くに柔らかな雨の下で、ブルーの傘の下で君が微笑だのを思い出す。そんな時、僕は青春という言葉は遅いのかもしれないと思い、君の名を呼ぼうとしたけれど、なぜか口をつぐんでしまった。君はその時に雨の降る海で「ここが私の好きな場所」、僕も好きだと言った。 

 そんなことを思い出していたら、彼女の日焼けした腕が僕の腕にからまり、海は地平線まで煌めいていた。青空の下で彼女の唇がイチゴのように見え、なぜかやきもちと虚しさを感じた。


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