今回は、ご紹介できる初顔の花が無くて・・・クサノオウ(瘡の王)
ケシ科クサノオウ属
春~夏の頃咲く、鮮やかな黄色い花。
皮膚病に薬効があるというので、この名。
今年は暑かったので、秋になっても見られました。
この季節は、花よりもいろいろな果実に出会いますよね☆
「花散歩」じゃなくて「果実散歩」・・かな?(笑) ヒョウタン(瓢箪)
ウリ科ユウガオ属
意外にも、北アフリカ原産だそうです。しかも、縄文時代に
渡来したらしく、最も古い栽培植物のひとつだとか(驚)
食器や保存容器として利用したのでしょうか。
豊臣秀吉公の旗印は「千成瓢箪」だったかな? カクレミノ(隠れ蓑)
ウコギ科カクレミノ属
6~7月 目立たない黄緑色の小さな花。
秋に実が生り、熟すと黒くなります。
オリーブ
モクセイ科オリーブ属
紀元前3000年頃 アフリカで栽培が始まったとか。
紀元前600年頃には、地中海沿岸でも栽培されるように。
日本へは、江戸時代に伝えられたそうです。
5~7月良い香りの黄白色の花が咲き、実は熟すと
黒紫色になり、ピクルスやオリーブオイルになります。
ネムノキ(合歓木)
ネムノキ科ネムノキ属
初夏の美しい花の後、大きなマメの鞘ができます。
これは、もう役目を終えた抜け殻かな。 ザクロ(石榴)
ザクロ科ザクロ属
花は、以前にご紹介しましたね。
こんなに見事な実が出来ていました!
ナツメ(棗)
クロウメモドキ科ナツメ属
中国原産
日本へは、奈良時代に渡来しました。
初夏に芽吹くことから、この名。
実は熟すと赤褐色→暗赤色になり、漢方薬に使われます。
北京の友達の家で、干し棗を沢山ご馳走になりました。
疲労回復によいからと、よく食べられているようでした。
スズラン(鈴蘭)
ユリ科スズラン属
この花も以前ご紹介しました。
こんな可愛い実が生るんですね。 マユミ(檀)
ニシキギ科ニシキギ属
以前ご紹介したことがありますが、熟すと割れて赤い種皮が
現われて花のよう。 山道で見つけると嬉しくなります!
そろそろ紅葉が始まっている木もあります。ハナノキ(花の木)
カエデ科カエデ属
山の湿地などに生育する木ですが、これは街路樹。
4月頃 葉が出る前の枝に、紅色の小さな花を
たくさん付ける様子から、この名。 紅葉も綺麗☆
ネムノキの実は、藤のように、鞘ができるんですね。初めて知りました。
でも、季節ごとに「あそこのお宅のあの花は、もう咲いたかしら?」という
別の楽しみ方もありますよね。