馬車道
「県立歴史博物館」が面している通りは
「馬車道」
その名の通り、幕末 日米修好通商条約の締結によって港が開かれ、
外国人居留地から港へ行く所謂「異人馬車」が往来していたといいます。
通り沿いに、今もその面影をとどめる
「牛馬飲水」の施設
港に直結し、外国文化のいわば玄関口だった場所柄、‘我が国初’
とされるものがいろいろ誕生したといわれ、それらを記念し将来に
伝えていこうという思いが、通りの其処此処に感じられます。
例えば;
アイスクリーム発祥の地 記念
「太陽の母子像」
(この画像は、馬車道商店街のサイトから拝借しました)
1869(明治2)年 町田房蔵という人が氷水屋を開店し、
「あいすくりん」という名で売り出したそうです。
像の制作は、本郷 新氏 1976(昭和51)年
近代街路樹発祥之地碑
1867(慶応3)年 馬車道の商店主達が、通りに沿って柳や松を
植えたといわれます。 今は、アキニレが緑陰を作っています。
碑は、1979(昭和54)年 建立
最初のガス灯(復元)
1872(明治5)年 高島嘉右衛門がガス会社を設立。
ガス灯10数基が初めて設置されました。
馬車道の周辺にはまた、県立歴史博物館のほかにも
歴史的に貴重な近代建築が残されています☆
「旧 横浜生糸検査所」
(横浜第二合同庁舎)
1926(大正15)年 建造
1995(平成7)年 改築
「旧 安田銀行横浜支店」
1929(昭和4)年 建造
「旧 東京海上保険ビル」
(馬車道大津ビル)
1936(昭和11)年 建造
「旧 川崎銀行横浜支店」
(日本興亜馬車道ビル)
1922(大正11)年 建造
1989(平成元)年 増築
関内辺りを歩いていると、このような歴史的建築が数多く見られます。
街の風景に溶け込み 今も現役バリバリなんて、スゴいですよね!
いつか機会があれば、ゆっくり見て廻りたいなぁ☆
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