2002年、2010年と、今回で3回目のベスト8への挑戦。
2-3の逆転負けでしたが、惜しかったですね。
あと一歩という感じでした。
押されつつも前半を0-0で折り返し、
反撃のチャンスを待ちます。
後半3分には、乾から柴崎へパスを送り、
原口が柴崎からのスルーパスを落ち着いてゴールに蹴り込み先制します。
いつもなら追加点を奪えず、ズルズルと行くところですが、
後半7分に、追加点を入れることができました。
クリアボールを拾った香川がタメを作って乾にパス。
乾がペナルティエリア手前の中央から
豪快な無回転シュートで追加点を奪います。
今大会のベストゴールの一つに選ばれてもいいぐらいのゴールでしたね。
この後は、ベルギーの反撃に耐える時間帯が続きますが、
落ち着いた対応ができていたと思います。
それでも、やっぱりベルギーの攻撃力はすごいですね。
後半24分、後半29分ともに高さを使った攻撃には勝てず
立て続けに失点してしまいます。
追いつかれ、耐える時間も続きますが、
何とか攻撃にも出てチャンスを作ります。
2-2の膠着状態のまま、4分のアディショナリータイムに入ります。
そんな残り時間もあとわずかになったところで、
日本がFKのチャンスを得ます。
本田がFKから直接ゴールを狙いますが、GKに阻止されてしまいます。
ボールはゴールラインを出てCKに得ますが、
これをGKにキャッチされ、カウンターを狙われてしまいます。
このカウンターに対応できずに失点してしまいます。
ベスト8に勝ち進むことはできませんでしたが、
いい試合だったと思いますし、
過去2回の挑戦と比べると手ごたえのあった試合だったんじゃないかなと思いました。
スペイン、ポルトガル、アルゼンチンが敗退して、
どこが優勝してもおかしくないような雰囲気になってきました。
決勝トーナメントを見ても、
ブラジル
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メキシコの2-0以外は、
1点差だったりPKだったり、大差のついた勝敗がありません。
今大会、意外と『チーム力』のあるところが勝ち進んでいるような気もします。
負けてしまったけど、日本が決勝トーナメントに進めたのも
『チーム力』だったように思います。
日本のW杯は終わってしまったけれど、
まだまだ面白い戦いは続きます。