万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2237 黄葉を2068

2016年09月28日 | 万葉短歌

2016-0928-man2237
万葉短歌2237 黄葉を2068

黄葉を 散らすしぐれの 降るなへに
夜さへぞ寒き ひとりし寝れば  

2068     万葉短歌2237 ShuE630 2016-0928-man2237

もみちばを ちらすしぐれの ふるなへに
 よさへぞさむき ひとりしぬれば
=未詳。
【編者注】「詠雨」(2234~2237、四首)の第4首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第242首。
【訓注】黄葉(もみちば)。しぐれ(四具礼)。降るなへに(ふるなへに=零苗尓)。夜さへぞ(よさへぞ=夜副衣)。ひとりし寝れば(ひとりしぬれば=一之宿者)。