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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

蚊の話しの続き

2017年11月22日 07時26分53秒 | 日記
本日は二十四節気で言う「小雪」とのこと立冬
から数えて15日ほど経過し、雪が降り始める
頃となります。その雪もさほどの大雪ではない
ため、小雪と言われたそうです。
昨日の投稿で人間を一番殺戮する昆虫の蚊につ
いて次のような記事を目にして堀り下げたのが
昨日のブログになりました。それを今日発表!!

来年の2018年の夏、米国の各地からデング熱や
黄熱病、ジカ熱などの感染病が姿を消すかもし
れない。
なぜなら、“兵器化”された蚊が世に放たれる
ことになるからだ。
米誌「ネイチャー」は2017年11月6日にこう報じた。
「米環境保護庁(EPA)は、デング熱や黄熱病、
さらにジカ熱といった病原菌を媒介する野生の
蚊を殺すために、一般細菌の使用を許可した」
「EPAは11月3日にバイオテクノロジーのスター
トアップであるモスキートメート社に対して、
ボルバキアという細菌を、ヒトスジシマカ(ヤ
ブ蚊)に対抗するツールとして環境に放っても
いいと伝えた」 同誌はさらに、その細菌を活用
するメカニズムについて解説する。
「モスキートメート社はラボでボルバキアに感染
したヤブ蚊を繁殖させ、そのなかから血を吸わ
ない雄の蚊を抽出。これらは選ばれた地域の野に
放たれ、ボルバキアの株をもたない野生の雌と
交配する。それによって染色体が適切に作られ
なくなるために、生み出された卵がかえらなく
なる……結果的にヤブ蚊の害虫個体群は徐々に
減少していく」 複雑なプロセスにも感じるが、
要するに、モスキートメート社製の「良い雄の
蚊」が、野生の「悪い雌の蚊」と交配すると、
生まれた卵は孵化しないということらしい。
米誌「ポピュラー・メカニクス」によれば、
当面は「20の州とワシントンDCのみ」での許可
が出ているが、その理由は「許可した州はEPAが
テストをおこなった環境(気温と降雨量)に似て
いるから」だという。ただ今後は全米に広げたい
と、モスキートメート社は語っている。
もちろん、市民のなかには得体の知れないこの
プロジェクトに懸念を示す向きもある。米ウェブ
メディア「マザーボード」はこう報告している。
「政府は2016年、似たような実験的プロジェクト
をフロリダ州で実施することにゴーサインを出し
たが、地域の環境に与えるインパクトを心配した
地元有権者がその計画を投票で拒否した。そのた
め、研究者たちは実験できなかった。
だがモスキートメート社の蚊は、計画的に自ら
繁殖できず、次々と死んでいくようになっている
ため、環境へのリスクは比較的低い」
実は国外に前例がある。オンラインマガジン
「インバース」によれば、「2016年、ジカ熱が
問題になったブラジルで、ブラジル政府は卵に
とって致命的な遺伝子を組み込んで遺伝子操作
した蚊を2都市に放したが、いまのところ、環境
に特筆するような大きな影響は出ていないという。
非常に興味深い試みだが、蚊を人間が利用しよう
というアイディアはだいぶ昔からあった。“兵器”
という意味では、戦時中に各国が蚊を本気で軍事
的に導入しようとしていた記録も残っている。
米科学系サイト「ナチュラルニュース」は、
「1950年代に米軍は、静かな“兵器”を運ぶ媒介
として使うために、蚊のような昆虫の研究に勤しん
でいた。米フォート・デトリック陸軍基地の生物
兵器研究者たちも、ネッタイシマカ(ヤブ蚊)は
戦闘に参加する戦車や戦闘機と同様に動員できる
と考えていた」という。
また米ITサイト「ギズモード」は、第二次大戦時
のナチスも「敵陣に送り込むためのマラリアに
感染した蚊を開発した」と書いている。
人に危害を与えるために利用が検討されてきた
わけだが、そんな“蚊兵器”は近年人間の健康の
ために使われはじめている。効果を発揮すること
を祈りたい。
という記事から・興味が増して、それがいいのか
いけないことなのか・・皆様に考えて頂きたい。
長くなって・・ゴメンナサイ <(_ _)>

信州の秋模様・・





さんしゅゆの実





相変わらずの朝です














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コメント (10)
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