今朝の信州はいつもの寒さに戻りました気温が
氷点下10度空は星が綺麗な朝でした。
今日も、経済評論家の斎藤満さまの記事をお借
りして、最近の安倍政権当時の日本を紐解く。
安倍元首相がムキになって岸田首相に路線継続
を迫る訳は、「戦後最大のGDP600兆円」とい
う無理な目標を掲げたアベノミクスをめぐる統
計偽装は底なし。厚労省の「毎月勤労統計」の
不正、国交省の「建設工事受注動態統計」書き
換え・二重計上と続き、総務省の「消費者物価
指数(CPI)」もかなり怪しい。
CPIは「経済の体温計」とも呼ばれ「経済政策
を的確に推進する上で極めて重要な指標」との
位置づけのものだが、「実態よりも低く抑える
ことで、個人消費やGDPを過大にみせてきた
可能性がある」と想像できる。。
昨年11月の全国の生鮮食品を除いた『コアCPI』
は前年同月比0.5%プラスにとどまっていました
その一方で、日銀の『生活意識に関するアンケ
ート調査』(9月調査)では、1年前の物価に対
する実感と比べて6割超が〈上がった〉と回答。
物価変化に対する平均値はプラス4.4%で前回
(7月調査)から2.4ポイント伸びています。
内閣府の『消費動向調査』(11月実施分)でも
1年後の物価見通しについて、6割以上が〈2%
以上上昇〉と答えている。CPIだけが乖離する
要因は『機能向上』を理由にした人為的な価
格調整で、性能が上がっているのに価格を引き
上げないのは実質値下げとみなしているから。
顕著なのは主に電子機器です」
東京都区部のCPIをみると、2020年の数値を
(=いずれも100)に対し、01年の指数はパソ
コンのデスクトップ1892.8、ノート型3405.7
カメラ1747.8。つまり、20年の数値は、デス
クトップ型は約19分の1に、ノート型は約34分
の1に、カメラは約17分の1に、それぞれ物価
指数が“圧縮”されたことになる。
一方、小売物価統計調査(同)で01年と20年
の平均価格を比べると、デスクトップ型25万
6860円ノート型25万1450円から15万8322円
(ノート型を含む)に。カメラは2万7740円
から1万9258円と、値下げ率はザッと3割超に
過ぎない。価格の実態を反映した指標という
には大きく疑問符が感じられる。
一方自動車の新車価格はこの20年で倍近く
値上がりしているのに、100に近い数字で推
移しています。以上一部を見ただけでもその
総務省の「消費者物価指数(CPI)」のでた
らめぶりが予想される。モット真面目な内閣
更に真面目な行政であってほしいと願います
氷点下10度空は星が綺麗な朝でした。
今日も、経済評論家の斎藤満さまの記事をお借
りして、最近の安倍政権当時の日本を紐解く。
安倍元首相がムキになって岸田首相に路線継続
を迫る訳は、「戦後最大のGDP600兆円」とい
う無理な目標を掲げたアベノミクスをめぐる統
計偽装は底なし。厚労省の「毎月勤労統計」の
不正、国交省の「建設工事受注動態統計」書き
換え・二重計上と続き、総務省の「消費者物価
指数(CPI)」もかなり怪しい。
CPIは「経済の体温計」とも呼ばれ「経済政策
を的確に推進する上で極めて重要な指標」との
位置づけのものだが、「実態よりも低く抑える
ことで、個人消費やGDPを過大にみせてきた
可能性がある」と想像できる。。
昨年11月の全国の生鮮食品を除いた『コアCPI』
は前年同月比0.5%プラスにとどまっていました
その一方で、日銀の『生活意識に関するアンケ
ート調査』(9月調査)では、1年前の物価に対
する実感と比べて6割超が〈上がった〉と回答。
物価変化に対する平均値はプラス4.4%で前回
(7月調査)から2.4ポイント伸びています。
内閣府の『消費動向調査』(11月実施分)でも
1年後の物価見通しについて、6割以上が〈2%
以上上昇〉と答えている。CPIだけが乖離する
要因は『機能向上』を理由にした人為的な価
格調整で、性能が上がっているのに価格を引き
上げないのは実質値下げとみなしているから。
顕著なのは主に電子機器です」
東京都区部のCPIをみると、2020年の数値を
(=いずれも100)に対し、01年の指数はパソ
コンのデスクトップ1892.8、ノート型3405.7
カメラ1747.8。つまり、20年の数値は、デス
クトップ型は約19分の1に、ノート型は約34分
の1に、カメラは約17分の1に、それぞれ物価
指数が“圧縮”されたことになる。
一方、小売物価統計調査(同)で01年と20年
の平均価格を比べると、デスクトップ型25万
6860円ノート型25万1450円から15万8322円
(ノート型を含む)に。カメラは2万7740円
から1万9258円と、値下げ率はザッと3割超に
過ぎない。価格の実態を反映した指標という
には大きく疑問符が感じられる。
一方自動車の新車価格はこの20年で倍近く
値上がりしているのに、100に近い数字で推
移しています。以上一部を見ただけでもその
総務省の「消費者物価指数(CPI)」のでた
らめぶりが予想される。モット真面目な内閣
更に真面目な行政であってほしいと願います