日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

令和4年の食糧事情

2022年01月03日 09時38分28秒 | Weblog
今朝の信州の朝は気温が氷点下5度で暖かく
春のような曇の朝でしたが今は晴れ渡ってい
ます。

中国の食糧買いだめ、買い占めは飢餓が迫った
兆候だろうか?小麦、大豆、トウモロコシの
輸入は未曽有の規模に達している
習近平自ら出席の下、中央農村工作会議が昨年
末に北京で開催されそこで習主席が演説してた
「2025年までに豚肉の95%の自給を達成
せよ」と。
あれっ?「2025中国製造」での目標は半導
体自製化、AI、量子コンピュータなどのはず
ところが打って変わって食糧安全保障が前面
に出た。なかでも習近平が具体的に大豆、菜
種油の作付けを増やし、農村を救済し、農業
を再活性化せよと発破をかけた。これは異常
事態と思われる。今までの中国の国内政策は
「都市化」だった。都市人口はいまや51%とい
われ、農業は廃れ、食糧を外国からの輸入に
依存するようになった。農民が都会へ出稼ぎ
にでて工事現場に就労したからである。
改革開放を開始した頃、中国はおおむね食糧
自給ができていたそれが昨今は世界から食糧
を買いあさり、世界の在庫量に占める中国の
トウモロコシの買い占めは69%、米が60%、
小麦が51%、大豆34%である。食品輸入総額
は2020年度統計で981億ドル。輸入量はおよ
そ7億トン。
武漢肺炎、台風、洪水、土砂崩れで農地は荒
れた。そのうえ都市開発の団地造成、農地に
はマンションが林立。山間部や棚田も太陽光
パネルだらけとなって、農耕地は激減した。
食料輸入は大豆、トウモロコシ、小麦、豚肉
であり、米国、ブラジル、アルゼンチン、ウ
クライナなどから大量に輸入している。
日本もこの煽りで、マヨネーズ、食用油類、
麺類、パン等が値上がりしている。大豆不足
となると、豆腐も納豆もいずれ価格高騰とな
りそう。醤油も中国料理に欠かせない餃子や、
シューマイ、肉まん、小龍包などは小麦が絶
対不可欠の食材だ。
日本でも各種食糧の価格も徐々に上昇すると
思われます。今年の世界の食糧報道に目を光
らせていかねばなりません。
今日も箱根駅伝の熱戦が続いています。
写真は今朝のwalkingの道・時には危険な個所
もあります。







昨日の気温です





コメント (6)
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