日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

10月も、晦日。ハロウィンの日

2023年10月31日 08時51分23秒 | Weblog
今朝の信州晴気温が4度、昨日よりは暖かな朝でした
でも郊外の畑の防霜ファンは、唸りをあげて回ってい
ました。空は晴れて秋模様暫く晴れの日が続きます。
今日は10月神無月も終わり、出雲に出かけていた神様
たちも、また全国に舞い戻って地域の神に戻ります。
一方、日本にも外国文化が入って、今日はハロウィン。
ハロウィンは元々アイルランドやスコットランドに住
むケルト人が信仰したドルイド教の行事でした。ケル
トの人々は11月1日を新年のはじめの日と考え、その
前日にサムハイン祭【「夏(5月1日~10月31日)の終わ
りの日の祭り」と言う意味】を行っていました。
明日の11月1日が新年ということは、その前日の10月の
31日は大晦日のようなもの。年の狭間にあたる大晦日
には神々の世界が垣間見えるとケルトの人々は考えま
した。そしてこの日は神が人間に様々な悪戯を仕掛け
るとか、悪霊が地上に姿を現し跳梁跋扈すると考えら
れたようです。
そして人々は供え物をして神や悪霊の悪戯を鎮め、又
こうした悪霊が村に近づかないように、夜はかがり火
を焚きました(かがり火は、夏が終わって力の衰える
太陽を助けるために焚くという考えもあるようです)。
トリック・オア・トリート 
(Trick or Treat, お菓子をくれないといたずらするよ!)
と子供たちが仮装をして家々を巡るイメージがありま
すが、この仮装はハロウィンの日に現れる悪霊の姿を
表し、お菓子は人々の供える供え物をそれぞれ表して
います。「トリック・オア・トリート!」と言うかけ
声で、お化けや妖精に扮装した子供たちが家々を巡る
行事は、19世紀後半にアイルランドの若者たちが悪ふ
ざけで始めたものとされ、アイルランド系移民がアメ
リカに伝えてこれが広がったと言われています。
元々はアイルランドなどで行われていた土着の行事で
したが「悪戯が公認される日」的な祭りであったため、
この楽しい行事を懐かしんだアイルランド系の人々が
アメリカでもこれを行い、それが広がったものと考え
られます。そのハロウィンがいつの間にか、日本社会
でも受け入れられて、この日は日本中でいろんなハロ
ウィンの催事が行われるようです。我が町は28日土曜
日に中央通り商店街で行われました。田舎では大勢の
人に来てくださ~いとPR。都会では渋谷区では来ない
で下さいとお願いして、都会と地方の差を感じます。











コメント (6)
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