新たなザックとして、パーゴワークス バディ33L を購入。
長年25Lザックを使用してきました。
山行では火器を持たない私、夏山小屋泊縦走でもこのサイズで十分でした。
でもね、秋山になってくると事情が変わってきます。
防寒装備が入り切らないんですねぇ。
そんな訳で35Lサイズのザックが必要となりました。
数多あるザックの中からチョイスしたのは、パーゴワークス バディ33 。
デザインが琴線に触れました。
もう少し派手カラーでもいいんだけど・・・。
今回は登山ではなくて登拝。
全く信仰心のない私ですがご縁があり、山中の神仏を拝みながら登山するっというのをやって来ました。
白装束に身を包み先達に連れらて、登拝するってやつですよ。
まずは荒沢寺に参拝します。
ここは羽黒山の裏手、月山登山道の起点となります。
八合目までは車道しかないので車で移動。
高山植物が楽しませてくれます。
今回は先達の他、同行六名。
女性ばかりですが、無駄話せず静かなもんです。
登拝中は先達の言葉に「受け賜もう」としか発しちゃいけないのね。
歩くペースは早め、皆さん健脚です。
あと、皆さん般若心経は暗唱。
宿泊は九合目 仏生池小屋さんです。
ここの食事はとても標高1745mの稜線上で提供されるものとは思えません。
品数の多い精進料理に感激。お酒もすすんじゃうよ。
要所要所、先達から導きの言葉と読経があります。
私の心を動かしたのは”賭け念仏”。
「懺悔懺悔」「六根清浄」と唱えながら歩くのです。
先達いわく、山を詩で飾るそうです。
せっかくの機会ですから腹からでかい声を出してやります。
掛け念仏は先達の言葉を復唱するので、聞き漏らさぬよう集中しなければなりません。
何も考えずに本当に無心になります。
いつもの登山ではない体験です。
いくつかある文言の中に、「登らせたまえ」「引き上げたまえ」というのがあります。
これは神仏にすがって登るということなのでしょうけど、
私は長年登山してきましたが、このように思ったことはございません。
昔は登山は命がけだったことでしょう。
山を登る活動に様々な思いを寄せたのでしょう。
月山神社本宮に参拝した後は湯殿山への下り。
登頂しちゃうと掛け念仏は無しなのね。
びっくりするような急梯子や、いかにも滑りそうな沢道も通ります。
よくこんなところに道をつけたものだ。
湯殿山神社本宮に参拝。
車道を下って赤い橋を渡ると俗世なのね。
2泊目は羽黒山に戻って、斎館 。
ここは宿坊じゃなく参籠所っていうんだ。
本殿の三神合祭殿と廊下続き、かなりの人数が泊まれそう。
ここでも精進料理をいただきます。
出羽三山
月山は山頂が本宮。
湯殿山は山頂には道がなくて、下ってきて裏手から社に入ります。
羽黒山は裏手から車で上っちゃっいました。
登山で言うピークハントとは違いますが、登拝ではこれでいいみたい。
今回、羽黒山は山麓から2446段石段を上ってなくて消化不良なので、これは別の機会に。
三山を歩き、それぞれが現在・過去・未来だそうです。
これによって自分が生まれ変わったとも思わないし、徳を積んだとも思いません。
でもアラ60にして心に響いたのは確かです。
次回、不信心な私が、何かを感じるか、何もないか、興味があるところです。
機会があればもう一度、歩いてみたいと思います。
2日目はRideイベントに参加。
王滝村を発着点に御嶽山の麓をあちこち走ります。
木曽おんたけグランフォンド
王滝の地 再び
スタートは午前6:30。
第1ウェーブの前の方で出ちゃったもんだから、まわりは爆速車ばかり。
こんなペースでは120kmももたないよ。
幸い昨日の疲れはない。
午前中のうちは木陰・山陰で涼しく走れる。
おにぎり きゅうり浅漬
最初の峠もなんとかクリア。
(地蔵峠 8km up500m)
御嶽山は雲のなか
脚が売り切れたのか平坦でも速度がでない。
蕎麦 美味し。
他のバイクにバンバン抜かれます。
私のなんと貧脚な事か。
どうやりゃあんな速度が出るんだ。
62kmから、最高地点への上りへ。
距離9km up500mで標高1750mを目指します。
正面に乗鞍岳、後方に御嶽山が望めるはずなんだけど、雲のなか。
さすがに涼しい。気温は23度。
五平餅 きゅうり
残46km、後は下り基調で帰るのみと思いきや、
標高が下がってくると ”暑い!”。
サイコンの気温表示は37度ですよ。
上り坂がまたあらわれて苦しめられる。
無事に帰ってこれました。
Finish 14:20
走行時間 6h08
活動時間 7h50
距離 116.9km ⇑2113m
300人参加 / 1000人募集 完走率 ?
雑感を少し記しておきます。
コース誘導は矢印看板のみ、独りボッチ走行になると甚だ不安。
山間の道をあちこち走らされて、どこをどう走っているかわからない。
エイド食は、おかわり無しのお一人様一つ方式。十分なカロリーとは言えない。
サポートカー・サポートライダーは充実している。
出走・通過・完走確認、それぞれされてはいない様子。
道迷いして崖下に落ちていても発見してもらえない。
今年の夏は木曽遠征、1日目は御嶽山に登ります。
我が家からだと340kmのドライブ。
午前1時過ぎに登山口近くの駐車場を確保しました。
シュラフをかぶって3時間の仮眠。
寒くはないけど浅い眠りでした。
午前6時、登山開始。
ここはすでに七合目、標高2190mもあります。
歩きやすい登山道を淡々と進んで、王滝口山頂 7:38。
南側の展望よろし、南アルプス越しの富士山。
剣ヶ峰
剣ヶ峰 8:20。
わずかの差で雲が湧いてきてしまい、北方の展望えられず。
あと30分早ければ・・・。
降りてくると時刻は昼前。
ここで半袈裟を付けた御嶽信仰の方々がたくさん上がってきます。
お若い方も大勢いるのには驚きです。
大型バスできっと遠方からくるのでしょう。
信仰の聖地なんだな。
活動時間 4h59 (休憩49分、歩行4h10)
標準コースタイム 5h
6.7km ⇑891m
先の山登りでデビューさせたこの品。
”ワークマン メッシュ脚半マジック” 968円 でございます。
広げるとこんなかんじ。
シューズ内に入る小石・ゴミが、どうにかならんかなっと長年思ってまして・・・。
登山界にはスパッツなるものが存在してるんですが、
どうもこれ、暑いんですよね。
捲れちゃったり下がちゃったりで、塩梅が悪い。
良い品がないかと探しておりました。
本来の使い方はどうかわかりませんが、
足首にマジックテープで巻き付けて、
しっかりゴミの侵入を防いでくれます。
それでいて通気はいいし、ずれてこない。
誠に具合がよいです。