2015信越五岳の開催日が発表されました。
大会日程:
2015年9月21日(月・祝) 選手受付、ウェルカムパーティーほか
2015年9月22日(火・祝) レーススタート
2015年9月23日(水・祝) 表彰式
エントリー開始は5月1日で調整中だそうです。
UTMFと至近ですなぁ。
UTMFの抽選発表が4/1なので、合否が出てからエントリーできますね。
ここいらも配慮したんでしょう。
まさか両方走る欲張りさんはいないでしょう。
信越五岳も抽選でしょうから、ダブル抽選漏れの憂き目にあう方もいらっしゃるんでしょうな。
お見舞い申し上げます。
(私めは去年ボラをしたのでエントリー確実)
レース情報
今回ボランティアをしたので来年のエントリーは確実、もちろん110kmの旅に挑む。
どういう訳かボラで知りあったのは”特別完走”の方ばかり。
去年台風到来の為、8Aで足止めされ悔しい思いをした方々だ。
このレースは90km走った後に最高標高である瑪瑙山に登らねば意味が無い。
クタクタの体で最後の大ボスに挑む、不安な気持ちと共に8Aを出発しなければ・・。
うまくコースレイアウトしたものだ。
去年のオイラはうまくペースメイク出来ていたと思う。
それだけに足止めは悔しいものであった。
何としてもこの借りは返さねばならいない。
来年は盛夏にも走りこまねばならない。しんどい帰宅ランをするつもりだ。
エントリー費も値上がりになり、交通・宿泊費とあわせて6万円はかかる。
節約に努めねば・・・。
メインレースが決まっていると気持ちが楽である。
エントリーのゴタゴタを考えなくて良い。
レースに向かって集中していける。
今年のように好天に恵まれるといいなぁ。
2014信越五岳は天候に恵まれましたね。
男女優勝の記録・完走率(81.9%)は歴代トップだそうです。
表彰式での男子優勝の原さんの”天国にいるであろう相馬さんを思って走りました。”なコメントが印象的でした。
(二人はトップランナーとして交流有)
さて、ボランティアとして参加した雑感を記しておきます。
○Tシャツ
ランナー達はパタゴニアのキャプリーン1製のTシャツ。対しボラはデザインは同じだけどちょっと厚手の化繊のTシャツ。
大して動き回らないボラにシルクタッチの薄手のTシャツを渡されても寒いので、気の利いた事だ。
ランナーは800人位、ボラは100人は超えないであろう。レアTシャツである。
(ちなみにOSJと同じメーカーでした。)
○i-nacの学生さん
今回、ボラで同行したのはi-nac(国際自然環境アウトドア専門学校)の学生さん。
3年間でアウトドアクテビティに関して学ぶそうだ。
同校の地元開催とあって彼らと協力関係でいる。
聞くところによると、彼らは純粋なる労働力。
我々大人はいいホテルに泊めさせてもらって、来年のエントリー権もある。
でも、彼らの労働の対価はボラをやったという経験値のみ。(Tシュツは貰える)
まぁこんな道を志す彼らなら、それでいいんでしょうが・・。
彼らは斑尾高原TRに1年生はボランティア、2年生は出走が義務付けられているそうだ。
トレランレースはこういった若人の育成にも一助買っているのだ。
○リアクション王
延々続くランナーの通過を見守っていると、いい加減飽きてくる。
そこで、我々の声掛けにどれだけ熱いリアクションを返してくれるか期待しだす。
リアクションNo1を決めるのだ。
小声で「はいぃ~」とか返事するのは、普通の人。
100kmも走っているのだ無理もない・・。
良くて、「ご苦労様です~。」なんて言ってくれる。
悪けりゃ、全くの無視だ。
我々を楽しませてくれる様なリアクションは中々現れない。
結論としてリアクション大王は決定ならずであった。
まぁ、100kmも走っているのだからしかたない。我々にサービスする余裕は無い。
○ヘタレランナー
瑪瑙山は中腹まで車で入れる。
そこで、走行不能になってしまったランナーは車で回収される。
ヘタレたランナーが延々さまよう事は無い。
車に乗って下さいと言われて、「行けるところまで行きます!」と駄々をこねてはいけない。
最終エイド通過=Finishまで行ける権利ではないのだ。レース制限時間=競技時間なのだ。
オイラの配置場所にはヘタレランナーはやって来ませんでしたよ。
最終の7km林道にも回収車が出たそうだ。
○ボラの待遇
これは、まぁ、良かったと思う。
地区で一番良いホテルであろう斑尾高原ホテルに泊めてもらえる。
ホテルの質はスキー客用のホテルって感じだ。決して高級リゾートホテルではない。(風呂・朝食はgood)
労働時間が長いのは仕方ないであろう。(12時間)
宿泊場所~活動場所のアクセスに時間の掛かるのも、まぁ仕方の無いことであろう。(1時間弱)
活動自体は複雑難解・重労働なものではなかった。
昼・夜、2食+夜食用パン2個の配給。ほぼこれでまかなえた。
○ボラの装備
次回夜間山中にて活動するボラのかたは、
薄手ダウン・トレッキンクシューズ・タイツの着用。もちろん雨具の用意を薦める。
動き回る事は無く、まだ慣れていないので寒さがこたえる。
湯を沸かす火器があっても良い。
現実から離れて充実した2日間でした。
以上。。
レースのスタートは5:30。知り合いが走る訳ではないが早起きして応援に行く。
10時の集合時間まで、時間はたっぷりある。
朝風呂、朝酒、二度寝して過ごす。
次の集合場所妙高高原支所で班別に編成され、具体的な配置場所が伝えられる。
オイラの担当は第4区間第2班83地点。瑪瑙山の長い下りが終了し、登りに転ずる地点だ。
車を乗り継いで担当地点に着いたのは14:15頃。
2本の道の交差路になっていて、コースロスト防止に人が配置されている訳だ。
ランナーを励ますキラキラ言葉を考えましょう。
ここは100km地点直前の地点なので、
「あと700mで100km地点で~す。」 (100-(102.4-3.1)=0.7により算出)
100kmは大きな区切りでしょ。これにはたまに喜んでもらえた。
長い下りが終了する地点であることから、「ここからゆるやかになりまーす。」。
ところが、「ゆるやかに登るのか?下るのか?」っと聞き返すランナーが現れて、
「ゆるやかに登ります。」に変更。
すると「登るのかー。」っと落胆するランナーも登場。
そこで「ここから少しの間、フラットになりますー。」で落ち着いた。
トップの通過は14:50頃。
その後、数十分間隔でしかランナーが現れない。
退屈な仕事だ。日が傾いて寒くもなってくる。
どこまで聞こえるか分からんが、林間に向かってベルを振ってやる。
ライトの明かりでランナーの到着がわかる。敬意を表して立って応援する。
22時頃から人が増えてきて、ボリュームゾーンは23時~1:30。
これを過ぎると急に人が減る。
Finishギリギリと思われるランナーには「急いだ方がいいですよ。」と言ってやる。
2時前、10人位のランナーを引き連れて石川さんが下りてくる。
なかなかいいペースだけど、後尾の3人は今にも千切れそうだ。
「あきらめちゃダメだ!。」と大きな声が出てしまった。
スイーパー通過3:15。撤収作業開始。
車を乗り継いで、ホテル到着は夜も開けた6時であった。
活動時間は長かったが、体力的にはそれほど負担では無かったです。
面倒な問題もなかったしね。
好天に恵まれて良かったですね。
みな様、お疲れ様でした。
大会2週間前になって案内が届きました。
今年の信越五岳はボランティアとして参加します。
オイラの係は”コース誘導”係。
事前アンケートに特にリクエストもしなかったんで、取り柄のない男子は山の中で活動する事になります。
配置場所はどうやら瑪瑙山山中らしい。(約98km地点)
ここは110kmのレース区間のなかでも、かなりDeepな場所といえる。
後半のランナーは夜間通過だし、延々と急坂が続く。疲労もピークであろう。
でもここさえ越えてしまえば完走が見えてくる。
ボラはDeepな所でやらねば充実感がない。
苦しみ喘ぐランナー達に、心の底から「もう少しだ、頑張れ!!」といってやるのだ。
頑張れの言葉はこういう時に使うのだ。
もちろん、安全確保等の業務もしっかりこなす。
スイーパーが通過すれば、資材を片付けながら撤収になるが、
スイーパーが体調不良のランナーを引き連れて来たりすると、アリャ、大変。
ランナーには早々にリタイアを宣言してもらって、スイーパーには先にいってもらう。
ランナーのザックを持ってやって、いたわりながらの下山となる。えらい時間が掛かったりする。
まぁ、これはハセツネ・ボラでの話・・・。
いずれにしろ、一晩寝ない覚悟をしております。
参加のみなさま、よろしくお願いします。
オイラはお友達がいない。レースもお独り様で参加する。
この大会はペーサー・サポート隊とランナー以外の参加者も多い。
グループでワイワイやっていると、お独り様はちょっと寂しいがそんな事は気にしない。
現地調達すればいいのだ。
いつもは口数の少ないオイラだけど、ウェルカムパーティーでも宿でも多弁になって情報交換する。
これがまたまた刺激になるんだなぁ。
レースコース上には多数のボランティアスタッフが配置されている。
どのスタッフも愛想が良くて感じがいい。
運営がしっかりしている証左だと思っている。
真っ暗な山中で応援してもらうと、本当に頭の下がる思いだ。
スタッフの方達には、「こんちわぁ。」「ご苦労様です。」などと挨拶を欠かさないようにする。
だけど何回も言っていると、自分自身で飽きてきてしまい、
後半は、このように変えてみた。
「トレイルランニング 最高!」 「しんえつごがく、サイコウ!!」 「涙が出るくらい辛いっす。」
これをハイテンションでご挨拶するのだ。
けっこうSな方が多いようで、「辛いっす。」には喜んでもらえる。
自分自身でも元気が出てくるので、毎回やる事にしよう。
レース後半は完全歩行でゴールを目指すランナーが多くなってくる。
こんなランナーにも追い抜きざまに挨拶する。
「お疲れ様です」 「がんばりましょう」
するとみんな挨拶を返してくれるから嬉しい。
なかは、「ナイスランで~す。」などと返してくれる女子がいて、これまた嬉しい。
この時オイラは心の中でこう思っている。
『いつ走るんだ?』 『今でしょ!』
どこかで聞いたフレーズだが、
言葉にしてしまうとヒンシュクを買いそうなので、心の中にしまっておく。
この『今でしょ!』を心の中で繰り返すと、気合が入ってペースを上げることが出来るのだ。
あんまり上げるとバテテしまうので程々のところで止めることとする。
荒天にならなかったのはこの方のおかげ
テルテル坊主ランナー
リザルトが出たので完走率を計算してみた。
完走率 82、7%だ。 けっこう高率だな。
男子では半数近くの人が110kmを完走している。
女子では特別完走の方が多くて比率が逆転するんだ。
オイラは最初のトイレで用を足している間に、スゥイーパーに抜かれて最後尾になってしまった。
そこから、ホイサッサと走ったわけだが、
失速することなくランナーを抜かし続ける事ができた。
何人抜かしたかリザルトから数えてみると、198人でした。
全参加数が688人なので、けっこう頑張ったんじゃね。
レースは今回作成したペース表通りにほぼ進めたと言える。
昨年の30km地点袴岳での失速分が未知数であったが、その分をスローペース化と休憩に当てた。
その他は去年のペースに準じて作成した。
完走ギリギリの計画だったので前半で少し貯金を作りたかったが、トイレ休憩2回とロスになった。
貯金が作れたのは、3A~4Aと5A~6A間。トレーニングの成果があったらしく、後半でもわずかな上りは走ることが出来た。
全体では6Aで計画より-40分で着けたのは良かった。
6A~7A間は平坦だが去年以上のペースアップできず、もういっぱいいっぱいの感じだった。
7Aで関門閉鎖を知り、気持ちも切れてレース終了。少しのんびりする。
21:15第3関門閉鎖は適切な対応だったと思う。
瑪瑙山を登れていないので、達成感・満足感はなし。
行けたとしても余裕なぞ無く、制限時間ギリギリののしんどいレースだったろう。
ここがオイラのゴールライン (第3関門計測地点)
かなり地味であーる
台風襲来で開催自体が危ぶまれましたが、無事にスタートすることが出来ました。
懸念された天候は曇り時々少雨で、レース日和だったと思います。
台風によりレース自体は、21時15分で第三関門(8A 92.3km)を閉鎖し、
関門制限時間(24時)までに到達したランナーを、特別完走とする措置が取られました。
順位は110km完走者の後に特別完走者が続きます。
21時15分というのは、本日中にFinishできるラインということで切ったようです。
結果的には翌日朝まで天候はもった様ですが、リスクマネジメントとしては適切だったと思います。
トラブルがあっては次回以降の開催さえも危ぶまれてしまいますからね。
なお、みんなが心配しているUTMFのポイントなんですが、特別完走には2点もらえそうです。(正式未発表)
もちろん、完走目標のオイラは特別完走者。
最後の大ボス瑪瑙山をやっつけてないので、達成感がてんでない。
体があちこち痛いけど泣きも言っていられないし、
特別完走を人に説明するのも煩わしい・・・。
台風を恨まず、自分の脚の遅さを恨みますよ。
まずは去年の反省から、
去年は30km地点の袴岳で早くも脚が終わってしまい行動不能に。
10kmまではペースセーブして進んだのだが、もっともっとセーブする必要があったようだ。
今年は袴岳まではペースセーブで行く。
登りも下りも一生懸命走ってやらん。
そして山頂で一息入れて、ここから自分のペースで走りだそう。
調度下り基調になって走りやすいはずだ。
前半の斑尾山と袴岳の上りはまだ元気なうちなので、登れるであろう。
まだ先があるので、ゆっくり登ることとする。
後半、関川上流の上り返し、瑪瑙山はがんばりどころ。
関川上流の急な上りの前か後に一息いれよう。
コンスタントに走れていれて、エイドで無駄に長く休まなければ、完走はできるはず。
そして去年走れなかった笹ヶ峰牧場と戸隠神社の参道をしっかりと走りたい。
不調の波は何度か来るだろう。 辛抱、辛抱。
今年はペーサーはなし。寂しい一人旅だがどうにかなるだろう。
自己ベスト更新なんて事は考えない。
22時間たっぷり使って走ることとする。
食糧
前半ジェル8本、後半6本。練り梅、飴
ドリンク
ハイドレに水500ml、他に空ボトル(補助用)
オリジナルペース表 2013バージョン
後半で大失速すると挽回できない。
前半に少し貯金したいところだが・・。